注文住宅を計画したいと思っている方々の中には、土地を持っていないという人は、結構な数います。
土地が無いから注文住宅は難しい、不可能だと思っている人は沢山いる事でしょうね。
ハウスメーカーの住宅展示場などに行って、土地が無いと言った瞬間から手のひらを返したような対応をされた経験があると言う方も多いと思います。
だから、まず最初に土地を何とかしなければと思う気持ちは、分からないでもありません。
しかし、よく考えてみましょうね。
注文住宅とは、土地の事を言っていないのですね。
注文できるのは建物なのです。
土地を注文する事ではないのですね。
確かに住む場所は、家を買う人にとっては重要な事である事には変わり有りません。
誰もが住みたい場所と言うものがあっても何ら不思議の無い事です。
しかし、現実と理想との間には、大きな溝がある事を知る必要もあるのですね。
私は注文住宅専門の専門家です。
数多くのマイホーム希望者と面談し、また、多くの注文住宅の建築に携わってきた経験から確実に注文住宅の正しい進め方とはこれであると言える事は沢山あります。
その中で、土地から注文住宅を希望されている方々に関しても、正しい手順がある事を再度書いてみる事にしましょうね。
手順その1:資金・支払い計画を確実に正確に算出する
当たり前ですが注文住宅の手順は、土地有り、土地無しでも基本的な流れは同じです。
土地からのケースでは、追加項目があるだけに過ぎません。
注文住宅の手順で最初行う事は、資金・支払い計画です。
まず、これを確実に行う事から始めます。
資金・支払い計画に関しては、別の記事にして過去にも書いていますし、セミナー講座の中には、住宅ローンの算出方法も紹介していますので、そちらを参考にしてください。
手順その2:住むべき建物を知る
注文住宅とは建物を注文する事なのですね。
という事は、住むべき建物を知る事から始めるのが当たり前の事なのです。
実は、土地無しの方が、この点においては、土地を有している人よりも優位になれるのです。
土地を所有している人は、土地の制限にしたがい、建物計画に大きな制限をつける必要が出てくる事が多々あります。
敷地の大きさや土地の状況、法的制限が建物に対する設計制限をつけるケースは沢山あります。
結局、建てれる建物しか計画出来なくなる場合があるのですね。
でも、土地無しの場合は、その制限は最初はありません。
住むべき最も条件の良い建物を設計計画する事ができます。
まず、この点を抑えてそして、資金・支払い計画と現実との整合性を取って行く事になります。
手順その3:土地探し
建物の大きさと予算が明確になれば、後は土地を探すだけになります。
現実問題として、希望している場所に理想の土地があるとは限りませんが、土地探しの最も基本的なルールに乗っ取って不動産業者を活用する事が可能になるのです。
一般人には、知られていないことなのですが、建築業者と不動産業者の根本的な考え方の違いをご存じでしょうか?
建築業者は、建築主つまりは、お客さんですね、お客さんの住むべき建物を考えて提案する事ができます。
土地があればその土地の条件に合わせて設計・施工するのが建築会社なのですね。建築場所に関しては、建築可能エリアであれば、まったく気にする事なく提案する事ができます。
では、不動産業者はどうでしょうか?
不動産業者は、物販と同じ考え方です。自社の取り扱う事ができる商品を左右に動かす事が商売なのですね。動産と不動産の違いだけなのですね。
しかも、取り扱う商品が物理的に動かす事ができない物なのですから、その物が存在している場所だけで商売をします。
言い換えれば、狭い商圏、販売エリアで商売しているわけなのですね。ですから、不動産業者は、自分の管轄している場所内に存在している物だけを販売しようとするわけなのです。
だから、不動産業者には、正確に指定してあげないと売りたい物を売り出すわけです。正確に指定すればするほど、ピンポイントの回答を得る事が可能になります。
大きさと金額で条件に合う物を探してもらう事で現実がわかるのですね。
その現実を見て、計画を修正する必要が出てくるのです。
これをしない限り、買ってはいけない物を買い、建てる必要のない建物を建築してしまうのですね。
注文住宅の失敗例で多いのが、思ったような建物にならなかった、金額が大きくなりすぎたというのがあるのは、このような事が原因になっているのですね。
これでお分かりになったと思いますが、現状を正しく認識する事ができれば、実際に住むべき場所と住まい形態がわかります。
現実問題として、土地がない、あるいは手が出ないとなれば、場所の検討と建築規模や建築会社の検討が必要になってきます。
また、建築形態や新築なのか中古なのかも検討する事になります。
当然、建築形態の中には、戸建てなのかマンションなのかも入ります。
このようにして、現実を知る事で、建築時期も含め、再検討する事ができます。
そして、そこで出た結果こそが正しい方向なのですね。
これらは、お客さん単独では不可能なのです。
また、売る事を考えている業者でも不適切なのですね。
だから、私は専門家と相談しなさいと言うのですね。
さて、皆さんはどう感じられた事でしょうか?
分からない事は、聞くべきですよ。
そして、自分で判断してくださいね。
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