注文住宅で自宅を建築したいと思っている人の中には、土地が無いという方も結構いるわけです。
私の経験上、実際に面談した方の約８割程度が土地がないと言った方々でした。
建築業者は、建築する事が仕事なのですから、土地が無いと建築できません。
だから、基本的に相手にするのは、土地を所有している方か土地に目星がついている方になります。
そんな感じなので、土地無しのお客さんに対しては、不得手という人達が大変多いわけなのですね。
展示場などでお客さんと面談していて、土地がないと分かった瞬間、手のひらを返したような雑な対応をする人は未だにいるのですね。
また、土地無しと聞くと、建物の話ではなく、土地の話をし始める営業は、ほぼ１００％に近い状態のようですね。
基本的に建築を専門にしている会社では、土地を扱う、土地探しに関しては、うまくありません。
だから、最初は何となく連絡が来ていたけれど、まったく音無しになって、連絡しこなくなったという経験をされた土地無しのお客さんも多いわけです。
そこで今回は、土地がないという方々が注文住宅で自宅建築を希望する場合、知っておく必要のあることを書いてみましょうね。
まず最初に建築会社、ハウスメーカーと不動産業者との根本的な考え方の違いを知りましょう。
建築をメインにしている建築会社は、建物を計画し建築する事が仕事になります。
土地を売買する事が仕事ではありません。
ここに注力しておいてくださいね。
建築会社もハウスメーカーも基本的には建物の話をするところなのです。土地を購入するための話をするところではないのですね。
土地付き分譲住宅や建売住宅も併売しているために、この基本的な部分がぼやけてしまっているので、分かりにくいのでしょうが、建築業者でもハウスメーカーでも、分譲住宅や建売を販売する人材と注文住宅専門で販売する人材とは、分けて考えるのが基本です。
分譲や建売を販売する人材は、注文住宅に関しての知識はその会社内でも注文住宅専門の人材よりも劣っているケースが多く見られます。その理由はいたって簡単なのですね。
土地が欲しくて建物を買う人が多いのが分譲住宅、建売住宅と考えられているからなのです。
これも明確にデーターが証明しているわけですが、場所と金額で購入を決めている人が多いのも分譲や建売住宅なのですね。
基本的なデーター分析における結果なのですから、最終的にはお客さんがそのように判断しているのでしょうね。
さて、このケースからも分かるように、場所と金額で建物を購入するというお客さんが土地無しには多いわけです。
さて、不動産業者に関して書いてみましょう。
この建売や分譲は、不動産売買になるのですね。
建築における請負では無い事に注力しましょうね。
不動産業者は、実はテリトリーと呼ばれている販売エリアが結構狭い事を一般の人達には、あまり知られておりません。
県を超えた販売をあまりされていないのは、土地勘と地場中心な販売手法を長年行っているからなのですね。
大手不動産会社においても、営業所レベルでテリトリーを分けているので、他営業所の物件販売には、かなり気を使っているようです。
これは、不動産を販売する考え方に影響されています。
不動産は、物販です。流動しない不動の物を売る商売です。
動かないから、その場所にある物を売るという考え方なのですね。
ですから、お客さんの指定するエリアで購入できる金額の物件を売るという商売なのですね。
この事から、不動産業者では、指定された場所ないに自分達が販売できる物件が無ければ売れないのですね。
ここに注力する必要があるわけです。
自分達が売れない物件は売ろうとしないし、エリアを超えてまで探そうともしないのです。
売れるものしか、売らないという商売における当たり前の事をするだけなのですね。
注文住宅で自宅を建築したいと思っている人達にたいして、うれる物件を売るという考え方は、問題を多数起こすわけです。
不動産業者は、基本的には建築業専門業者ではありません。
という事を考えると土地だけを売るという事なのですね。
土地無しの注文住宅希望者は、土地と建物の両方が必要なのです。
予算配分が必ず必要になってきます。土地と建物の・・・
このバランスが崩れやすいのが、土地を先行してしまうケースなのですね。
ケースが２パターンあるので一概には言えませんが、少なくとも地面の価格が建物の価格を上回るような場所では、注意が必要になってきます。
注文住宅失敗の理由の中で上位にいつもあるのが、建物への不満なのです、
その理由には、思ったような建物を建築できなかった、土地が高すぎたというのが、目立っています。
これも建築業者が土地無し顧客の扱いが下手で、土地無し顧客は建築業者に下手な扱いをされた結果、土地を先に得ようとしてしまう事も要因としてあげられています。
また、住みたい場所に固着しすぎている場合、予算に合わない場所への執着が失敗を招いているというデーターもあります。
いずれにしても、失敗されている方々に共通することは、住むべき住宅を知らずして、計画を自己流で進めてしまったからなのですね。
さて、ここからが本題であり、結果です。
土地無しであっても、注文住宅で自宅を建築されたいと考えている方は、まず最初にしなければならない事は、住むべき住宅を知る事なのです。
希望の住まいではなく、住むべき住まいという事をよく理解しておいてくださいね。
希望の住まいは、今の希望の事であって、住み続けるための住まいでないケースが大半という事もよく理解しておきましょう。
住むべき住まいを専門家から提案とアドバイス、詳しい説明を受け、その住宅に住むためには、土地の大きさはどれくらい必要なのかという事と、建物の金額はどれくらい必要なのかを知る事です。
そして予算内における土地・建物の配分を理解し、何処でその建物・と地を得れば良いのかを理解する事です。
ここをシッカリと押さえる事で、やっと不動産業者を使う事が出来るのですね。
そして、現実を知り、何処をどのように修正してゆくと計画が前に進んで行くかを知り、理想と現実のはざまで家族で何を重要視すれば良いのかを考えて、全員が同じ方向に向かって進める事で計画が実現するわけです。
これをしないと、片手落ちになり、いつまでも土地探しに放浪され、変な妥協をして、住んでから落胆する事になるわけです。
私は、私の書いている記事やセミナー講座にあげている動画に関しては、すべて実践してきた事実だけを書いています。
私のお客さん達は、全員が私の書いた記事の通りに進めてゆく事で、満足された注文住宅計画を終えられています。
だから、書けるのですし、すべてに関して詳しい個別説明ができます。
真面目で常識のある方であれば、いつでも協力いたします。
真剣に何かしらの悩みや助けを必要とされている方は、下記の相談フォームを活用してください。（メールアドレスの間違いが無い事を充分に確認してから送るようにしてくださいね。こちらからの返信ができませんから）
相談フォーム
セミナー講座、時々追加中。
注文住宅で自宅建築を希望される方、必見の動画です。
この講座通りに進めると成功のチャンスが各段にアップします。
じっくりと最後までご覧ください。
専門家と話をする事で気が休まる事や落ち着く事が沢山あります。
落胆したり困惑したり、いろいろな悩みでしんどくなった時は私に
連絡されてみてください。きっと、心が休まりますよ。
電話でより詳しく聞きたいという場合は、電話での相談もお受けいたします。またラインの無料通話も対応いたします。ラインのＩＤ検索で見つける事ができるようにいたしますので、相談フォームにその旨をお書きの上、ご連絡ください。
マイホームが欲しいと思ったら「新築住宅・注文住宅相談所」にご相談ください。相談は無料です。
