前回、前々回とハズレ住宅営業かどうかを確かめる方法の一つを書いてきたわけですが、まあ、なかなか、私の書いたように実践できる人も少ないと思います。
しかし、それをしないと確実にハズレを引く事になるのですから、自分達だけで注文住宅計画を進めようとしている人は、絶対に実行してくださいね。
さて、今回は目先を変えて考えてみましょう。
注文住宅における住宅営業の能力と資質に関しては、社歴の長さと直結しているわけではありません。
40にも50にもなった人が必ずしもベテランで優秀な営業マンかと言うとそうではないのですね。
しかし、確実に言える事は、新人君よりは、少しはましかなってことです。
でも、今、大企業で大きな問題は、人材育成の失敗がこれからの企業存続に大きな課題を残している事なのですね。
バブル崩壊とリーマンショックの影響が出た時に採用を絞った結果、定年退職が多く出てくる数年後には、熟練した人材がいなくなり、ある一定の世代に大きな穴が空いてしまう事なのですね。
世代を通して、順調に採用して、教育出来ておれば、定年退職者を含め世代における穴埋めは出来るわけですが、人を育ててこれていない企業は、大きな課題となって経営を圧迫し始めてくるわけです。
この人を育てる事ができていないのは、建築業界も同じなのですね。
営業系の管理職には、管理能力と営業実力、部下指導能力に欠けている人が大変多く在籍しています。
これが原因で、営業力の低下につながっている事は今に始まった事ではありません。
そのような中で担当する営業マンが新人君、あるいは転職組だったらどうしましょうね。
誰もが初めからベテランでもプロでもありません。
新人の時代があるのです。
その新人の時代にいかに正しい事を学ぶか、正しい手法を覚えるかによって、その人の未来は大きく変わってくるのですね。
当然、お客さんもその影響を大きく受けるわけです。
さて、新人君かどうかは、まず、見た目で判断できるど新人(学生上がり)と一見すると分かりづらい異業種からの転職組、他社からの転職組を見て判断することになります。
ど新人の場合は、誰もが見た目と感じ方でわかると思いますが、転職組のケースは、年齢もそこそこいっている場合も多いので簡単にはわかりません。
いずれのケースでも、前回、前々回の質問をすれば新人かどうか判明します。
新人に当たるとハズレを引いたと感じる場合は、即刻営業変更を行えばよいだけの事です。
たった一度の自宅建築を未経験、あるいはそれに近い人に任せる事はする必要はありません。
新人君はできれば避けたい人材と言えます。
しかし、企業側は新人を教育しなければいつまで経っても人の成長も無く、会社の成長もありません。
もし、新人君が担当する事になった場合、営業マンの変更をするのではなく、顧客対応への体制を確認する事も重要になってきます。
新人君は、足として使われるのが順当な流れです。
自分では何もできないわけですし、注文住宅の流れも結果も知らないわけです。
ある意味、素人のお客さん同様なのですね。
しかも、学生上がりであれば、社会人としての経験も人としての人生経験も少ないわけです。
まして、結婚して家庭を持っているケースも少ないだけでなく、自宅を建築した事も住宅ローンも組んだこともないわけです。
このような未経験者を担当者として使う為には、自己判断をさせるのではなく、その上席者の命を受けて、機敏に動くという事だけなのですね。
という事は、体制としては責任のある上席者が完全に面倒を見るという約束が無ければ新人君を担当にしてはいけないのですね。
ここで注意が必要になるのは、その上席者の資質と職務なのです。
この業界には、プレイングマネージャーと呼ばれる自分も売らなければならない役職者がいます。
このような人が新人君のサポートに入ると、うまく行く事はありません。
プレイヤーとしての数字は、結構大きな数字を持たされているケースが多いのと、管理職として部下育成を得意としているわけでは無く、どちらかと言うと最前線の営業として数字を作るのが得意な人達です。
会社もあてがう人材がいない為に、都合よくこのような形で職責を持たせているに過ぎません。
肝心なところで新人君の助けにならない場合が出てくる可能性が最も高いサポーターなのですね。
営業課長や次長、部長と言ったような管理職だけを業務としている人間がサポートとしてつく場合は、まだ、期待できます。
しかし、何度も書きますが、そのような人達も同じ穴のムジナであることには変わり有りません。
考え方がプアーな場合は、新人を教育できずに、結局はつぶしてしまう事になるわけです。
普通に考えると分かると思いますが、賢い上席者、正しい営業手法を実践してきた上席者、自分の営業手法を水平にも垂直にも展開できるような上席者であれば、このような低迷な業績、パーヘッド1に満たない営業マンばかりが在籍するような会社にはならないわけです。
この点をお客さんもよく考える必要があるのですね。
新人君に当たった場合は、その新人君を担当者から外さないと考えた時には、必ず対応策、体制を確認し、上席者に対してどのようなサポート体制を約束してくれるかを確認し、失敗確率が少ないと判断した時だけ前に進めるようにしなければ、痛い目にあうかもしれませんよ。
このように、優秀な人材、営業マンに当たるのは大変困難な状況なのです。
営業マンは、育てるというのが正しい方法なのですね。
どんな営業マンでも貴方の注文住宅計画を成功させれるように育てながら進める事は、専門家以外にはいません。
専門家に相談してから、注文住宅計画を進めるようにしましょうね。
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