注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

ザ・ヒストリー 新築住宅・注文住宅相談所 一条工務店営業編 VOL.3

ザ・ヒストリー

 

人それぞれ、いろいろな人生を送ってきたわけです。

 

岡本顧問事務所の代表である私にもいろんなことがあっての今なのですね。

 

この業界において皆さんの知らない事を沢山経験してきましたのでそれを歴史として書いて行く事にしましょうね。

 

他人の人生ですが、これから住宅を建築されようと思われる方々には必ずプラスになる事も沢山あると思いますよ。

 

それでは始めましょう。

 

前回の続きを書いて行きましょうね。

 

さて、当時の一条工務店では中途採用者に関しては、本社研修が2度、用意されていました。

入社後、1月と3月(明確に記憶していないのでずれはあるかも)に本社にて集合研修が行われました。

 

1週間程度の合宿研修だったように思います。

 

静岡県にある一条の本社に宿泊しながらみっちりと教育されるわけです。

 

浜辺に違い場所で、近隣には何もありません。

 

車が無ければコンビニに行く事すらできない辺鄙な場所でした。

 

そして、毎日、テストがあるので研修後は、勉強勉強でした。

 

とにかく短期間で住宅建築に関するいろいろな知識を詰め込ませて接客出来るように訓練されるのですね。

 

軍隊のような感じでしたが、私は結構楽しんでいました。

 

なにしろ、すべてが初めての事なのでとにかく新鮮で新しい知識が増えるのが楽しくて仕方がありませんでした。

 

研修までの一月間は、建築途中の展示場で大工さんの仕事を見ながら勉強をして、また、私よりも若い先輩達が営業をするのに同行して客先での話を聞いたりしながら営業の勉強も進んで行きました。

 

一回目の研修を終えると、実際に接客できるかのテストが営業所内で行われます。

 

アプローチテストと呼ばれていたように思います。

 

営業所長が客役および試験官になり、営業所の営業マン全員の前で接客テストが行われます。

 

結構、意地悪なテストで勉強していない事もテストされます。

 

確かに、実際の現場ではお客さんがどのような質問をするかも分かりませんし、初対面のお客さんに興味を持ってもらうような話が出来ないと当時、無名だった一条工務店では追客すらできません。

 

私よりも少し前に中途入社している先輩達もこのテストにチャレンジしていますが、一度で合格になった人はいませんでした。

 

結構高いハードルだったそうです。

 

私達、後組の中途採用者も研修後、このテストを受ける事になります。その時には、前回、不合格だった先輩達も一緒にテストを受ける事になります。

 

同輩達が次々にこのテストに不合格になる中、私は一度でテストに合格しました。

 

テストの内容は、客側が自宅マンションの売却を検討して、新築で一条の建物を土地から購入したいという話でした。

 

細かい内容は省きますが、私が行った対応は、当然ながら現状把握と資金計画です。間取りや土地の斡旋等はしませんでした。

 

結果、資金的には無理と判断したので計画をしないように話をしました。

 

それで合格になったのですね。

 

金額の整合性は、所長側でも出来ておらず、途中で数字がおかしくなってしまったところをうまく突いて、話をこちら側にもって行けた事が合格の要因だったようです。

 

テストに合格したので、晴れて接客デビューになります。

 

展示場はまだ完成しておりませんでしたが、土日祝日は中身を開放して住宅公園に来場されているお客さんを呼び込みました。

 

そして、人生初の接客をする事になるのです。

 

このお話は次回に。

 

 

岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。

 

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