注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

VOL.02 ハウスメーカーの住宅展示場に行く時に知っておくべき事とは?:相手を知るⅡ

さて、前回の続きを書いて行く事にしましょう。

 

ハウスメーカーの住宅営業に関して注力しなければ一般人が自宅をうまく建築する事が出来ないのはお分かりになったと思います。

その営業マンってどんな教育を受け、何を学んでいるのかを知る事も営業マンの資質を理解する上には重要な事です。

 

しかし、最初に言っておきましょう。

 

宅建築業界、不動産業界には、良い営業マン、真に客にとって優秀な営業マンなどはほぼいないという事です。

ここを良く理解しておくべきなのです。

 

この業界にいるのは、会社にとって都合の良い営業マン、会社を儲けさせる営業マンです。

 

この業界において優秀な営業マンとは、会社を儲けさせてくれる営業マンのみです。

 

営業成績、つまり会社に利益をもたらす営業マンだけが社内で優秀と言われているだけの事です。

 

確かに数字をあげれる営業マンは、一見すると優秀に見れます。

 

しかし、真の住宅営業、住宅プロデューサーでは無いのです。

 

それは、この事から分かります。

 

ほぼ100%に近い状態で住宅営業は、住宅営業とはを知りません。

 

それは、会社に入ってから今日現在まで、会社側からは住宅営業とはを教えてくれない、教育されていないからなのです。

 

住宅営業という仕事をしながら、自分勝手に考えているに過ぎません。

 

そして、その考えの多くは、この住宅営業とはという問いに対する正解では無いのです。

 

この事がこれから書く住宅営業の教育内容と日々の修練・勉強に繋がっているのです。

 

1:住宅営業の基本的な教育内容

 

住宅営業が仕事をするために必要な勉強カリキュラムは会社内で作成され、実践されています。

 

それらを書いて行く事にしましょう。

 

・建築技術

・建築工法(自社工法と他社工法)

・建築法規(基準法から民法・刑法その他関係する法令)

・防犯、防災(警察・消防等関係部署から直接教育)

・家庭内防災(家内部で起こる事故等)

・家電(家電メーカーから直接教育、工場見学等)

・ポスピタリティー等接客メンタル

・接客技法、マナー

・話法

金融商品と仕組み(住宅ローンや保険の仕組みと計算方法)

・建築現場管理(現場監督管理の実体験等)

・現地調査方法(測量や現地確認方法等)

・地盤等調査(地盤調査の実践や体験等)

・自社商品の熟知

・図面関係(図面を書く・見る・解読する)

・プレゼンテーション技法

・見積手順

 

上記以外にもケースバイケースで勉強する事になりますが、これらを熟知しておかねば一軒の住宅を注文住宅として建築を進めて行く事はできません。

 

ただし、一人でする必要が無いのも大手ハウスメーカーの住宅営業なのです。

 

これらをすべて知っており、関係部署の人達と協力して進めて行けば良いだけの事なのです。

 

これら基本的な教育内容以外に社内調整という能力も必要になってくるのです。

そしてその社内調整においてもっと重要な能力は上司を活用する能力なのです。

 

長くなってきましたので、今回はこの辺にしておきましょう。

 

 

岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。

 

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