注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

注文住宅で建築に関わる全ての人達がお客さんの本当の気持ちがわかればトラブル事はないはず・・

毎回、書く事にします。

私のブログ記事をご覧いただき”いいね”をしてくださっている方々にありがとうを言いたいと思います。

いいね返し等ができませんので、個別ではありませんが書かせていただきました。

 

さて、本題に入って行く事にしましょうね。

 

お客さんの本当の気持ちとは何なのでしょうね。

 

たいそうな事を考える必要は無いと私は思うわけです。

 

ごく当たり前の事、普通の事がお客さんが望んでいる事、真の気持ちだと私は思うわけなのです。

 

注文住宅のお客さんは、新築住宅を建築するお客さんなのです。

 

当たり前の事ですが・・・

 

この新築住宅に少しでもケチが付くことを恐れているだけの事なのです。

 

こんな話をしてみましょうね。

 

私がまだ、大学生時代のお話です。

 

アルバイトで家電量販店の宅配・設置をしたことがあります。

 

結構、沢山のアルバイトをしましたが、春休みと夏休みには、この家電宅配・設置のアルバイトを何回かしました。

 

その中で年に数回程度、婚礼家電の宅配がありました。

 

新居に新品の家電と家具を搬入するわけで、トラックいっぱいの新品家電を積み込んで新居に設置に行くわけです。

 

そんな中でこんなことがありました。

 

戸建て2階建ての新居に家具と家電を搬入した時のお話です。

 

家具屋さんと私達とが協力して新居に搬入するわけですが、家具は当然家具屋さんが搬入し、家電は私達が搬入します。

 

家具屋さんが先に搬入し、その後に家電を搬入する段取りで作業が進められていた時に事故が起こりました。

 

2階に家具を搬入するためにバルコニーを使っていたのですが、そのバルコニーから家具屋さんが一人、落下して大きなケガをしたのです。救急車を呼ぶ騒ぎになったわけですが、幸いにして命にかかわる事までは行かなかったようです。

 

その時にたまたま私は新婚さんのご両親のそばにいて、その御両親が言ったことを今も鮮明に覚えています。

 

「縁起が悪い」

 

この言葉だけが頭の中に今も鮮明に残っています。

 

その時は、ケガをしている人を見ながら縁起が悪いなどと言う人はなんと失礼な人なのだろうと思っていました。

 

しかし、建築業界に入り、この業界で仕事をするようになり、また、社内の現場安全管理者資格を有してからは、考え方が変わりました。

 

このご両親の真の思いは、めでたい祝福される日に血を見るような事故が起こる事は新婚さん達の未来に暗い影を落とす事になるのが残念だったのでしょう。他人の不幸事から始まった新生活をずっとして行かねばならない新婚さんの事を考えると思わず、口に出てしまったのでしょうね。

 

建築の世界では日常的に事故が起こっている事をこの業界に入り、初めて知りました。

 

地盤調査時に斜面から滑り落ちて腰を強打したとか、大工さんが2階から転落して腰骨を折ったとか、屋根屋さんが屋根から滑り落ちて頭蓋骨陥没したとか、釘を打っている最中に手を打ちぬいたとか、電動工具でケガをしたなど、小さいケガから命に係わる事故までいろいろ起こっているのですね。

 

これらはすべてお客さん宅を建築している最中に起こっているわけなのです。

 

事故やケガをした人は、したくてしているわけでは無いと思いますし、痛い目にあって可哀そうなのも良く分かりますが、最も不幸なのはそのような事故が起こった家に住み続けなければいけないお客さんなのですね。

 

建築関係者がケガをして喜ぶお客さんは一人もいません。

 

また、可哀そうだと思う気持ちよりも、もっとしっかりして欲しいという気持ちの方が勝っている事も事実だと思います。

 

お客さんは、当たり前のように何もなく、無事に工事が終わる事を願っているわけですし、そうあるべきなのです。

 

建築関係者は、このお客さんの当たり前の気持ちを理解しなければいけないのです。

 

効率や時短、そんなことばかりを考えていては駄目なのです。

 

ヘルメットを被って作業する事が面倒だとか、安全帯をいちいち設置しながら作業を進める事は非効率だとか、職人だからこんな高さは怖くもなんともないから落ちることなど考えて仕事などできないなどと言っていてはいけないのです。

 

自分の家を建築しているわけでは無いのです。

 

お金をもらってお客さんの家を建築しているわけなのです。

 

決してケガや事故を起こしてはいけないのです。

 

建築現場に血が流れるような事をしてはいけないのです。

 

無事に建築が完了してもお客さんは評価する事はないでしょう。

 

しかし、それでいいのです。

 

何事もなく、無事に完了する事が出来たことが重要なのです。

 

この業界に長くいればいるほど当たり前が見れなくなってきます。

 

また、そのような環境の中で仕事をしているとおかしな習慣が身についてしまいます。

 

それが悪循環にならないようにするためには、間違いに気づかせてもらう機会が必要になると私は思うのです。

 

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岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。

 

 

 

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