さて、この写真は何の写真なのかご存じでしょうか?
50歳以上の男性であれば、ほぼ全員がご存じだと思います。
そう、本物のヌンチャクです。おもちゃでは無く、武道具なのですね。
テレビゲームのコントローラーでヌンチャクという名前が使われていたのでおもちゃと思っている方も中にはいるのかもしれませんが、れっきとした武道具なのです。
ブルース・リーが映画で使う事で世界中に認知された武具です。
ブルース・リーは映画の前にアメリカのテレビドラマ「グリーンホーネット」で小道具として使っていましたが、大々的には香港での主演映画「ドラゴン怒りの鉄拳」、「ドラゴンへの道」、「死亡遊戯」、「燃えよドラゴン」で多彩な使い方を披露しています。
アメリカでは使用禁止になっている州まである使い方を誤ると大変危険な武具なのですね。
さて、注文住宅とは全く関係のないようなお話から始めましたが、実は、注文住宅を計画されている方々でネットの情報を鵜呑みにしている方々に共通している物がこのヌンチャクの使用方法や使用場面にあるのですね。
このヌンチャクを見た事も触った事もない人に渡して、使い方を本や動画、文字で解説するから使ってみなさいと言われるとさて、どのような反応をされるのでしょうかね。
実は、これと同じ事を皆さんは、されているという事に気がついていましたか?
書籍やネットのSNS(ブログや動画、音声等々)からこうすれば良いなどと言われて、その通りにしようとされていませんか?
これは実に恐ろしい事なのですね。
それをこのヌンチャクを例にして書いてみましょうね。
まず、この武道具、実際に触ってみると分かるのですが、木製の為にそこそこの重量があります。
そして、動き方が予想できない動きをするわけです。
そもそも、武器ですから、相手を痛めつける、倒すために作られていますので、破壊力は使い方によって様々なのです。
使い手がこの道具を操る事ができないと自分に対しても攻撃してくるという非常に厄介な武具なのですね。
まあ、武具、武器というものは、すべてが使い手の技術によって破壊力も変わってきますし、使い手に対しても攻撃してきます。
これを短時間ですがうまく表現している映画の場面があります。
「最後のブルース・リー ドラゴンへの道」のレストランの裏手でギャングたちと戦うシーンに出てきます。
ギャングのリーダーがヌンチャクを拾ってブルース・リーと戦うシーンですが、使い方を知らないために攻撃しようとしても、自分を攻撃してしまうという結果になってひっくり返ってしまうというシーンがあります。
この写真のシーンです。
一度、映画をご覧になられると良いでしょう。
このように、使い方を熟知し、熟練しないと使えない道具は沢山あるわけです。
注文住宅におけるいろいろな知識に関しても同様の事が言えます。
文字や言葉だけを知っていても役に立つことはありません。
まして、実際に作業を行う、具現化して行くのがお客さん本人ではなく、業者なのですから業者にお客さんが使い方を教えると言ったような事は絶対に不可能なのですね。
お客さんが大きな勘違いをしているのが、文字や動画等から得られた知識で業者と対等に戦えると思っている事です。
これも映画のワンシーンで考えてみると分かりよいです。
「ブルース・リー 死亡遊戯」の中にこれを意味するようなシーンが出てきます。
シンジケートの圧力に屈しないようにと警察と自分の力を信じて闘いを挑んだのですが、力量の差が有りすぎて簡単に倒されてしまうというシーンです。(写真の左の人が右のエキスパートに簡単に倒されてしまいます)
注文住宅は技術力が大変モノを言います。
技術力とは、知識と経験、そして実践力、対応力が大変重要です。
未経験者が手出しできることなどは無いのですね。
では、お客さん達はどうすれば良いのでしょうか?
先ほどのヌンチャクで解説して行きましょう。
お客さんがヌンチャクを使いこなしたいと考えているのであれば、10年から20年程度、しっかりと練習すればマスターに域に達する事も可能だと思います。
私もヌンチャク歴は、30年以上ありますが未だにマスターとは思えません。それほど武道は奥が深いのですね。
しかし、お客さんはヌンチャクを使いこなす必要があるのかと言えば、私は無いと思っているのです。
注文住宅で自宅を建築する話に戻しますが、たった一回だけ自宅を建築すれば良いだけの事ですから、注文住宅の技術などを知る必要はないのです。
ヌンチャクも同じなのですね。
一人の相手と戦うだけに、何年もかけてマスターする必要などありません。
ヌンチャクの達人を雇えばよいだけの事なのです。
達人に対しては達人で対応する。
最も簡単で効果的な事なのです。
これも映画で見てみると
「ブルース・リー 死亡遊戯」では、ヌンチャクの達人どおしが戦うわけです。
ブルース・リーにヌンチャクを教えたフィリピノ・マーシャルアーツの達人、ダン・イノサント氏とのヌンチャク戦が描かれています。
強い物だけが勝つと言う勝負の世界なのですから、技術力、経験、対応力がほんの一瞬勝った時に勝敗が決まるのですね。
映画のワンシーンがこの写真です。
このように、お客さんは使いこなす事が出来ない使った事もない道具をあえて使う必要はないのです。
その世界に精通したマスターをお金で雇えばよいだけの事なのですね。
これをせずに自分の能力に頼り、ネットの見ず知らずの住人達の無責任な情けに頼り、建築業者をコントロールしようとしても、結局は敗退し、大損してしまう事も多々あるわけです。
もし、仮に損をする場合、その金額は尋常ではない金額になる事は皆さんもご存じだと思います。
であれば、そんな大金を払って、嫌な思いをして、後悔だけを残すような馬鹿げた事を選ばず、最初から少ないお金を支払って、エキスパートを雇う事をお勧めいたします。
私は、ボランティアは辞めにしました。
少ないお金であったとしてもお金を貰うようにしました。
私を雇いたいと思われる方、詳しい話を知りたいと思われる方は、下記の相談フォームで連絡ください。
決して、損をさせることはありませんから。
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