注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

お客さんは、建築業者と対等な立場と勘違いする事で困惑するのです(これが注文住宅成功への道)

そもそも、このような表題になる事自体がおかしな事なのですが、現実問題として、この建築業界が厄介な業界だからこのような形で書く事になってしまっているのですね。

 

建築の話とは違いますが医療業界では、かなり以前からセカンドオピニオンを認めるようになっています。

セカンドオピニオンとは、医者からの説明や診察結果に関して疑義がある場合、他の専門医に相談できる制度の事なのですが、何故にこのような制度が出来ているのかを考えてもらうと、この建築業界に対しても同様の危険性がある事に気がつくと思います。

 

残念ながら建築業界においては、セカンドオピニオンという制度はありません。

 

三者機関がそれにあたると勘違いされている方もいるかもしれませんが、第三者機関、例えばインスペクターなどは残念ながらセカンドオピニオンとしての役目を果す事はありません。

 

少なくともセカンドオピニオンに対して認められている医療の世界では、セカンドオピニオンの意見を真摯に受け止める姿勢もあり、業界でも患者側がその制度を利用する事に対して異議がないわけです。

 

建築業界では、他の専門家等が計画に介入すると、異常なほど険悪な状態になるケースの方が多い事でも、建築業界がいかにお客さんに対して不親切なのかがわかると思います。

 

そのような状況なので、お客さんが自分で勉強して、業者と対等に話し合えるように知識武装しなければいけないと考えるのは無理のない事のようにも感じます。

 

しかし、残念ながら絶対的な力の差がそこには存在しているのですね。

 

これを分かりやすく解説する為に以前、動画としてユーチューブにアップしていますので、ご覧になってください。

 

 

#37:「娯楽映画から学ぶ、正しい注文住宅の進め方・考え方」注文住宅の考え方は意外にも映画のストーリーと同じ事もあります。

この動画を最後までご覧になり、解説をお聴きされた方はお分かりになったと思いますが、結果、大きな損害を受け、助っ人となったブルース・リーも警察に逮捕されてしまうわけです(本編映画のラストシーンは、ブルース・リーが歩いて行くところで終わっていますが、その先には犯罪者として警察のご厄介になるだけの事なのです)。
 
闘っても勝敗が付くことで、必ず勝者と敗者が出てしまいます。
ハッピーエンドにはならないのです。
 
自宅を建築するだけの事なのに、勝者と敗者を作り、勝っても負けてもどこかしらにしこりの残るような注文住宅計画は、決して成功したとは言えません。
 
誰も損をしない、勝ちも負けも無い、注文住宅計画に関わったすべての人達が幸せな仕事でなければ、本当の意味においての成功とは言えないのです。
 
そのためには、業者、お客さん、その双方にとって互いにメリットがあり、相手を負かすのではなく、相手を立てながら自分も立てれる、これができる人を間に介入させることが大変重要だと言えるのです。
 
宅建築は、建築すれば終わりではありません。
 
住み続ける限り、必ず建築業者にお世話になります。
 
また、建築業者もお客さんの評判がよく無ければ、商売として続けてゆく事はできません。
 
注文住宅も商い(飽きない)なのですからね。
 
互いの言い分、メリットだけを追求するだけでは、注文住宅は決して成功する事はありませんし、初めての事で何もわからないお客さんが自分勝手な考え方で業者と対等な立場でいることなどは不可能なのです。
 
対等な立場にする為には、外部の専門家を雇い、その専門家に業者との間をとってもらい、双方に有益な方法でWIN・WINな関係で計画を完了し、住んだ後も良好な関係を維持できるように調整してもらう事です。
 
私はこの役目を果す事を仕事としておりますので、私に依頼したい方、あるいはもっと詳しく内容を聞きたいと思われる方は、下記の相談フォームで連絡ください。
 

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岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。

 

 

 

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