注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

ハウスメーカーの摩訶不思議な非常識。他の営業の客は、接客してはいけないと言う変なルール!

 

建築業界には、沢山のおかしな常識があるわけです。

 

そのような中で、これから注文住宅を計画しようとされている人達が注意しなければいけない事の一つが今回のお話です。

 

他の営業マンの客を接客するなとは、どう言う事なのでしょうね。

 

その前に、ハウスメーカーという言葉について、書いてみましょうね。

 

ハウスメーカーと聞いてイメージする会社、実は、これは見る人によって異なるという事実があるのですね。

 

私がハウスメーカーと書く場合は、ほとんどが全国展開しているメジャーなハイコスト・ハウスメーカーになります。

 

概ね坪単価換算で平均して100万円以上している、社名で言えば、積水ハウス住友林業ミサワホームなどです。

 

しかし、一般の方々が単にハウスメーカーと書いている、あるいは言っている場合は、地場の建築会社やエリア指定、例えば、関西方面しかない建築会社や関東方面しかない建築会社、電鉄系に多いのですが、そのような会社を言っていたり、ローコスト系の建築会社、坪単価換算で50万円未満の会社、例えばタマホームやアキュラホームなどを言うケースもあります。

 

今回は、どのクラスの建築会社でも他府県にまたがる、あるいは複数個所営業所や住宅展示場を有している建築会社をハウスメーカーとして考えてください。

 

そのようなハウスメーカーのお話です。

 

他の営業マンのお客さんを接客してはいけないという変なルール、暗黙のルールがこれらのハウスメーカーには存在しています。

 

私の記事を読まれている方は、この業界の変な勝手なルールで営業担当者を会社側が勝手に決めている方法についてご存じだと思います。

 

最初に接客、あるいはコンタクトできた営業マンが社内の名簿に登録する事で、担当者になります。そこには、お客さんの意向はまったく反映されていません。

 

建築会社側の勝手なルールでそう決まってしまうわけなのですね。

 

お客さんは、複数個所展示場や営業所があれば、自由にそれらの展示場等に出向いて行けます。

 

そして、そこでも営業マンに合う事になります。

 

大体が初めて会った営業マンは、お客さんに以前にこの展示場、あるいは別の展示場等に来店した事があるのかを聞くことになります。

そして、来たことがあるとなれば、担当者は誰なのかを確認するわけです。

 

担当者が分かった瞬間、接客を終了してしまいます。

 

酷い場合は、事務員などに接客を引き継がせて、別のお客さんが来るのを待機するような営業マンもいます。

 

また、展示場内を内覧している間、一緒にはいますが、聞かれた事に対して、ありきたりの返答だけをする営業マンが大半です。

 

無視されるケースも多々あります。

 

変な対応ですよね。

 

少なくとも自社の別の営業マンのお客さんなのですから、もてなすべきなのですが、反対に突き放しているわけなのです。

 

これには、理由があるのですね。

 

受け答えをして、担当している営業マンの話とつじつまが合わなければ担当者ともめる事になる、あるいは、お客さんが担当者を変更するような事を言い出したら困るという変な理由があるのですね。

 

単純に営業マンの能力が低くて、また、適当な事を言っているから、真面な別の営業マンに正しい話を聞くことで、担当している営業マンにとって不利な事になる事を互いに恐れているわけです。

という事は、どの営業マンも適当な事を言っているという事なのです。

 

同じ会社内で同じ商品についての説明においても、均一化できていないというハウスメーカーの課題なのですね。

 

また、ひどいケースもあります。

 

別の営業担当者のお客さんで属性が良いと分かった瞬間に客の取り合いを行う営業マンも実際にはいます。

 

一例ですが、初めて接客した営業マン、つまりは社内における担当営業マンが経験の浅い職責の無い営業マンであった場合によく聞く話です。

 

別の営業マンがこのお客さんを接客して、お客さんの属性が良い場合、例えば医者や会社の重役等である事が分かった瞬間に、営業マンが自分の方が今担当している営業マンよりも経験も職責も上なので、よい住まいを計画する事ができるとお客さんに言い出すケースがあります。お客さんも、別に営業マンを指名して、担当になっているわけでは無いので、条件の良い営業マンが出てくるとそうですかと言って、拒否しないわけです。

 

接客終了後、担当している営業マンのところに、担当の変更が指示されることになります。

 

また、お客さんに了解なしに、この営業マンが勝手にお客さんを二重登録して、(プアーな登録システムを使っている場合、名前を主人ではなく、奥さんで登録したり、苗字だけで登録出来たりする事、二重にも三重にも一人のお客さんを登録できたりする)勝手に追客し、横取りするケースまであります。

 

変な業界ですね。そこまでして、お客さんが欲しいのですね。

 

でも、お客さんは喜ぶことは無いのですね。

 

このような営業マンは、「お客さん」=”お金”としか見ていませんから、契約後はほったらかしで、トラブル率も高く、不満も多いのですね。

 

このように、他の営業マンのお客さんを接客してはいけないという変なルールは、すべて営業マンの資質と建築会社の体質によるものなのですね。

 

これに対応する方法があるのかという事なのですが、ありません。

 

このような扱いをされると気分が悪くなるだけの事なのですね。

 

ですから、何度も書いていますが営業マンの選択をミスるといろいろな面で沢山の不備が出てくるのですね。

 

お客さんが営業マンを担当者として認めている場合は、他の営業所や住宅展示場に行く場合、行きたくなった場合、その営業マンにいついつ、あるいばいつ頃、どこそこの住宅展示場に行くかもしれないと伝えておくべきなのですね。

 

最良は、担当している営業マンに案内させることですが、スケジュールが合わない時もあるわけですから、事前に担当している営業マンに話をしておくことが重要になります。

 

話を聞いた営業マンが真面な営業マンであれば、訪問される可能性のある住宅展示場や営業所の責任者に誰それがいつ頃、来店するかもしれないので、営業マンには申し訳ないですが対応のほど、よろしくお願いします程度の話をするわけです。

 

それでも、対応す側が真面でないケースが多々あるわけですから、このような適当な接客をされるケースが多いのですから、困ったものですね。

 

私のお客さんの場合は、担当している営業マンを必ず同行させます。

 

同行できない場合は、その上席者を同行させます。

 

それもかなわない場合は、私が同行します。

 

それもできない場合は、お客さんに訪問する日の調整をお願いします。

 

それでもダメな場合は、お客さんには対応が悪くなることを承諾の上、単独で行ってもらうことになります。

 

事情が分かっておれば、お客さんも驚く事はありません。

 

今回もまったくもって、変な勝手なルールのお話でしたが、このような非常識な対応やお話は沢山あるのですね。

 

そのような中でお客さんは自宅建築に対して、知らないことばかりの未知の分野に挑戦しなければいけないわけです。

 

私は、助けを求めている真剣な方だけに、対処いたします。

 

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