ネットが個人的な情報発信ツールとして浸透している現在において、一般個人が自分の考え方を沢山一般公開しているよね。
個人の意見として、あるいはサンプルや教科書として実際に使ってみて初めてその有用性を実感する事ができるよね。
私も自分の専門分野以外で趣味の世界では、活用させていただいています。
しかし、文章や動画を見ただけではそうなんだ程度しか考えないようにしているんだよね。
実際に自分で文章通り、あるいは動画通りに試してみないと分からない事ばかりなんだよね。
辞書として使う場合は別だけどね。
注文住宅に関しても辞書として使う分には、大変便利なんだよね。
国交省が出している文章や資料、建築基準法に関する文言等、辞書や資料を引っ張り出すよりも手軽なんだよね。
注文住宅で自宅を建築した人達の記事も大変多いよね。
いろいろな事を書いているわけだけど、個人の意見や感想として見る事は間違いではないんだよね。
みんな、いろいろな思いをもって自宅を建築しているわけだから、その思いや記憶を記録しておきたいと考えるのは写真や記事をスクラップするのと何ら変わりない事なんだよね。
また、自宅を自慢する事もそれでいいんじゃないかな。
自慢したくなる気持ちをネットの中に向けているだけの事なんだからね。
用は他人に強要しなければという事だけなんだよね。
こうであるべきやこうすべき、こうすれば間違いないとか、この会社はこうだ等々。
自論が正しいと強要しているかのような表現は、どうしてもよろしくないと思ってしまうんだよね。
どうしても専門家から見ると、一般人は素人なんだよね。
どれだけ詳しく勉強していたとしても、残念ながら自宅建築だけしか経験していない人は、その域を超える事はできないんだよね。
このことを自覚しておれば良いのだけれど、このようなネットの場では勘違いさせられてしまう事が沢山出てくるわけなんだよね。
誰かに支持されている事が有名人になったかのような錯覚を覚える事って沢山あるんだよね。
かくいう私も知る人ぞ知るという存在でしかないんだよね。
私を直接知っている人達は、私を先生と呼んでいるわけだけど、知らん人は、ネットの中でウンチク垂れている何処かのおっさん程度に感じているだろうね。
また、見向きもしないし、記事もセミナー講座も見ないという人が沢山いるのじゃないのかな。
毎回、言っている事だけど記事や動画等ネット上のすべてに関して、投稿者が特定できない情報は不完全な情報と言う事は理解しておいてもらいたいよね。
情報を発信している人達の大多数は、善意でよかれと思って自論を自分なりに考えたり調べたりして発信している事だと思うけど、しかし、知らない事を間違った解釈で流している事の方が専門的な目から見ると多いんだよね。
文字にしろ、動画にしろ、一方通行な情報なんだよね。
対話すると内容の意図や意味、考え方や理解度の違いも分かる事は沢山あるわけ。
ネットの情報に関しては、同調を目的に書いている記事も多いという事と、見る側も同調できる記事を好んで読む、あるいは同調したいがために情報を探しているという事も考えようね。
勘違いして欲しくないのは、ネット上の記事が悪だとは言っていないんだよ。必ず、裏を取る、直接書いている人に尋ねる、そして考え方を確認し、理解度をチェックしないと鵜呑みにしてしまうと書いている人の意図ではない結果にもなりうるということなんだよね。
そして、作者を特定できないと責任を取ってもらう事もできずに、単に誤解、誤認して失敗してしまうのは自分だという事なんだよね。
注文住宅は一つと同じ進め方は無いわけだし、結果も同じではない。
この事をよく理解してもらいたいんだよね。
ネットの住人達だけの商売も存在しているので、勉強・知識向上の為の情報ではなく、もはや芸能と同じ感覚で発信している人達が沢山の建築とは関係の無い人達の閲覧数を得る事で上位にあげられ、そのカウント数に惑わされている建築希望者達も出てきているようにも思いますよね。
まあ、最終的に決断し、判断するのはお客さんなんだからその判断に責任を持ってもらえばいいのだけれど、こんな事、書いている私は結局は無駄なお節介なのかもしれないよね。
でも、この告知で救われる人が一人でも出てくれたらいいなあって感じかな。
注文住宅で自宅を建築する人が全員、安全で安心したトラブルの無い計画で進んでもらいたいものだよね。
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