注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

本当にあった注文住宅の怖いお話。「会社に損をさせる気か」という大手ハウスメーカーの支店長。

 

さてさて、この業界に長くいるといろいろと恐怖体験をする。

 

恐怖体験と言っても心霊現象では無いよ。

 

もっと怖い、生身の人間の闇体験なんだよね。

 

これは、俺がある大手ハウスメーカーに住宅営業として従事していた時のお話。

 

みんなも知っているように、俺は大手ハウスメーカーをいくつか経験している。

 

しかも、そのどの会社においても、俺独自の考え方でその会社の資材と技術力でその時に考えうる最高の断熱力と耐久性、先見性で仕様決定してきたわけ。

 

それ故、俺の建物はどのハウスメーカーでも岡本仕様という別の名前を持っていたわけ。

 

そのような関係上、使う材料が一般仕様とは違うために注文時と搬入時には注意が必要なんだよね。

 

兵庫県川西市で建築したケースでこの恐怖現象が起こったわけ。

 

床断熱材をEPSからXPSに変更していた俺の建物にEPS材が搬入されたんだよね。

 

俺は現場重視だから現場に写真を撮りに頻繁に行ったわけ。

 

たまたま、現場に行った時に床材が搬入されていたので、床面材の裏側の写真を撮ろうとしたわけ。

 

というのは、EPS材は白色でXPS材は、青色だったんだよね。

 

それを写真に撮りたかったわけ。

 

すると白色の断熱材だったんだよね。

 

おかしいなあって思って、現場監督に連絡をしたら、間違って注文していたことがすぐに判明したんだよね。

 

現場監督からは、すぐに再発注して正規の断熱材を搬入すると電話で連絡が来たんだよね。

 

それでよろしくと電話口で答えて、事務所のある千里住宅公園まで車で移動したんだよね。

 

その移動中に支店長から電話かかかってきたんだよね。

 

車での移動中だったので、事務所に帰ってから支店長に電話で内容を確認したら耳を疑う話だったんだよね。

 

支店長は

 

「君は何と言う事をしでかしたんだ。発注ミスを見つけて再発注を現場監督に依頼したそうだが、その損失は誰が埋めるのだ。君は会社に損害を出している事に気が付かないのか。社会人として最低だ。今、すぐに本部まで来なさい」

 

はあ?って思ったね。

 

この事は、上司にも連絡しており、誰もがよく見つける事ができたね、大事にならずに済んで良かったと言っていたわけなんだが、この支店長、気でも狂ったのかと思ったね。

 

そして、本部に言ってみるとこの支店長、真っ赤な顔をして怒っているわけ。

 

「この客に対して、20万円ほどにぎらしてこのまま、施工を進める事はできないのか?

この断熱材の上に青色の断熱材を薄く張ってごまかす事はできないのか」

 

などと真剣に言うわけ。

 

さすがに横にいた建築士が、それは駄目でしょう。気密測定も行うわけですし、と真顔で答えているんだよね。

 

この会社、変だ変だと思っていたけど、ここまで変だとは思わなかったね。

 

そしてこの支店長が言ったことが恐怖なんだよね。

 

「再発注すると費用が60万以上かかる。支店の予算が底をついているので支店内で補填出来ない。本社に説明しなければならなくなるので俺の立場と評価が下がる。それは大変困る」

 

唖然としたね。

 

その場にいた他の連中もそれは困るなあって感じの顔をしていたので、みんな頭がおかしいのじゃないのかって思ったね。

 

まだ、現場監督が真面だったので、工務店と相談して何とかしますといってその場を収めていたけど、真剣にこの会社、やばいと思ったね。

 

結局は、工務店に今の材料を引き取らせて、別の現場で使うようにして、再発注して仕様通りに建築は進める事が出来たけどね。

 

この会社、今もあるよ。

 

俺は絶対にお客さんには進めないけどね。

 

こんな話、沢山あるんだよね。

 

俺のように簡単に会社を見切れる人でなければ、長い物にまかれてしまう、会社の犬になってしまうサラリーマンは多いと思うよ。

 

それが社会と言うものだからね。

 

注意した方がいいよ。

 

ああ、怖い!怖い!

 

こんな目にあいたくないと真剣に思っているのであれば、相談に乗るね。

 

真面の人だけに俺は対応するね。

 

注文住宅で自宅建築を真剣に考えているまともな人だけ。

 

非常識や野次馬根性な人は、無視するね。

 

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