いつも文章が長くなってしまいますので、先に結論から書きましょう。
プロの住宅コンサルタント・アドバイザーは、自ら図面を書いたりしません。図面を書くのは建築士の仕事になります。
また、書いた図面に対しての責任も建築士にあります。
要は責任を取るべき人が責任を取らねばならないのです。
コンサルやアドバイザーは、請負はいたしません。
請け負っている会社に正しい仕事をさせる事、出来るようにすることが仕事になるのです。
間取り図に関しても、お客さんの深層心理を理解し、お客さんの根底にある、お客さんが気がついていない真の住み家に関してのアドバイスを建築士に行い、建築士の頭脳をマキシマムにできるように指導する事ができないとプロの住宅コンサルタント・アドバイザーとは言えないのです。
それ故にお客さんは、このようなプロがそばにいると注文住宅におけるすべてのシチュエーションで恩恵を受ける事になります。
間取り図がうまく行かないといったような事は、確実に無くなって行くのですね。
このことを詳しく書いて行きますので、お付き合いください。
尚、この記事に関して、あるいは注文住宅全般に関してのご質問等相談は、相談フォームを利用してお知らせください。
相談フォーム
注文住宅の醍醐味とは何と言っても間取り作成につきます。
お客さんが期待しているのも、この間取り作成でしょう。
しかし、未だに注文住宅における不満のベスト5以内に間取りが気に入らないがあるのはどうしてなのでしょうね?
このお客さんの期待を裏切るかのような間取りに対する不満や疑問は、大手ハウスメーカーや工務店といったような会社の規模の問題では無い事からも注文住宅そのものに大きな課題というか、闇の部分が存在しているわけなのですね。
そんな時こそ、プロの住宅アドバイザー、コンサルタントの登場なのです。
そもそも、間取り作成が頓挫する理由とは何なのかがわかれば、解決できる話なのですね。
その理由とは、単純にお客さんと設計している業者側との意見の相違、埋めていない溝が存在しているからだけなのです。
そのような溝が生まれてくる原因とは、何処にあるのでしょうかね?
これは大きくわけて2つあるのです。
一つはお客さんが自分の住むべき住まいを理解できていない事が原因になります。
つまりは明確に住むべき住まいを具現化出来ていない事が原因なのです。
しかし、そもそも論としてそれがわかっていないから専門の業者に依頼して具現化してもらっているわけなのですが、それが出来ない理由とは、お客さんの中に存在しているわけです。
お客さんの深層心理を読み取らせていない、あるいは業者が読み取ろうとしていないことが原因なのです。
どうしたい、ああしたいと言った形では業者に伝えようとしていると思いますが、その伝え方に問題があるわけです。
問題と言ってもお客さんが悪いわけではありません。
そもそも素人のお客さんが業者にどのように伝えればよいのかを分かっているわけが無いのですからね。
業者がお客さんから本音の部分や間取り作成を行う上においての正しい手順を踏んでいない事で、お客さんが自分の本来あるべき姿を表に出しきれていないわけです。
そしてもう一つの理由として業者側がお客さんの為に間取り作成をしようと思っていない事です。
お客さんが言う事だけを形にしようとしているだけの場合、素人発想の間取りは、確かにお客さんの希望は組み込まれているがいまいち、パッとしないわけです。
冷静になって考えると分かる事ですが、素人が考えて建築士が単に形しただけの建物ほど、ありきたりで面白味に欠けたものはないのです。
ここを表面化して、目に見える形なった瞬間にお客さんは幻滅するわけなのです。
そして、建築士が書いた図面という事でさらに落胆するわけです。
この程度の建物しか作れない無いのか、買えないのかということなのですね。
その上、希望をすべて網羅しているわけでは無いケースが大半なのですね。
建築士からはさらにこれは出来ませんと釘を打たれる事で、注文住宅の現実を目の当たりにされた気分になり、落ち込んでしまうわけなのです。
これを解消するためには、当事者とは別の専門家、プロからの助言や指導が必要になってくるわけです。
私は経験上、このようなケースでは、お客さんも業者側も自分達の言い分だけを通そうすることで話が平行線になっている事が大半でした。
また、建築士は発想の転換や仕事への取組みを忘れているケースも多数見受けられました。
そしてお客さん側も建築士の話を聞かないというような状況も沢山ありました。
これでは良い間取り作成にはなりません。
私のようなプロがまず最初に考える事は、作成できる限界点を明確にすることなのですね。
私は請負会社ではありませんので、契約を実現させる必要はありませんし、お客さんに対しても契約させる必要もありません。
お客さんが得られる最良の住宅とはをまず最初に考えて、条件に当てはめる事ができるかどうかだけを検討することになります。
土地がある場合は、30坪や40坪程度の場合では確実に言える事はお客さんの希望している事はそのままでは実現できないと言う事実なのです。
この事実をまず最初にお客さんに突きつける必要があります。
その上で、どのように考え方を変えて行くのか、不満を無くすのかを探る事を行うのです。
文章にはできませんが、ここが最も重要なことなのですね。
そして建築士に具現化してもらうわけです。
国家資格を持った建築士が作図している場合は、余程悪質なケースでない限り、建築士としての能力は低くはありません。
その能力を最大限に引き出せていないだけの事なのですね。
それは、建築士を指導し、住宅営業マンを指導してきたプロだけが出来る仕事なのです。
これを実行するだけで、一般人の図面作製に関する不満や不安は解消できます。
岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
相談フォーム
相談方法にLINE相談、ウエブ面談相談を追加しました。
ミサワホーム 三井ホーム 積水ハウス 住友林業 一条工務店 ダイワハウス 住宅コンサルタント 住宅アドバイザー