さて、注文住宅で自宅を計画されている方々には、いろいろな悩みが付き物なのですね。
ですから、自分でいろいろと調べたり勉強したりしている事なのでしょう。
でも、調べるにしても勉強するにしても、お客さんが疑問に思わない限り行動出来ないのですね。
お客さんが疑問に思わない事が、のちのち、トラブルになって行くのがこの業界、特に注文住宅の世界であり、怖さなのですね。
それらを払拭するためには、どうすれば良いのかをお客さんが考えて行動してもらえれば良いのですが、残念ながらこの希望はかなえられる事はないと思うわけなのです。
その理由は、知らない事に関しては、何も行動できないということなのですね。
お客さんの大多数は、注文住宅での自宅建築を経験したことないと思いますし、また、経験したと言っても数回程度なのです。
何度もまた、いつも書いていますが、専門的な分野、特に技術を必要とする分野にとって最も重要な事は経験なのです。
知識を詰め込んでも、また、シミュレーションで疑似体験をしても、実体験には遠く及ぶものではありません。
この経験数が絶対的に不足している為に、必ず予期せぬ出来事が生じた時にあたふたする事になるのです。
また、お客さん自身が注文住宅の組み立てを始め、すべての作業を行う事はありません。
ほとんどすべてが業者関係者に依存する事になります。
つまりは他力なのですね。
ここが注文住宅においての成功確率を下げる大きな要因となっているわけなのです。
口先でいくら耳障りのよい言葉をつらねても、お客さんの気持ちになってなどと言っても、実際には自社都合、自社優先、担当者個人を優先している事は明白なのですね。
このお客さんと業者との間にある溝をいかにして埋める事ができるかが注文住宅における最重要課題であり、成功への道なのですね。
これを埋める役目をするのが注文住宅におけるプロの住宅コンサルタント・アドバイザーなのです。
単に業者を紹介する、担当する営業マンを紹介するというような仕事は、プロのコンサルタント・アドバイザーではありません。
お客さんと業者の間に入り、常に注文住宅計画における中心に立って、業者側に対しても、お客さん側に対しても中立で確実に計画を成功へと導いて行ける人だけがプロの仕事ができるコンサルタント・アドバイザーなのです。
お客さんが得れるメリットは計り知れないわけです。
お客さん側に絶対的に欠けている注文住宅遂行における実体験・経験数が半端なくあるわけですから、ありとあらゆる事象に対応できるわけです。
当然、未知のトラブルも注文住宅計画中には発生します。
しかし、数多くのトラブルを経験し、それらを解消・解決してきた経験とノウハウが新しく発生したトラブル対象に役立つわけです。
あたふたすることなく、業者側に対してもお客さん側に対してもデメリットが出ない形で解決する事が可能になります。
この一点だけをとってみてもお客さんにとっては大きなメリットなのですね。
業者に対して不安や不信がなくなるのですからね。
お客さんからの不満の多くは、このようなトラブル時に業者が行う対応だという分析結果が出ています。
業者の自分達本意な対応がお客さんを困惑させ、また、疑心を生じさせるのです。
自宅建築において依頼先への不安や疑心は、大きな不幸の始まりです。
何かにおいて大丈夫なのかという不安と疑問が生じます。
また、そのようなお客さんを持った業者側も仕事の進め方も変わってきます。
お客さんに喜んでもらえない仕事をし続ける事ほど辛い事はありません。
結果、お客さん側にも業者側にも心の無い注文住宅計画になり、お客さんも業者も不満を残した現場となってしまうわけなのです。
プロの住宅コンサルタント・アドバイザーのメリットとは、沢山ありすぎて書ききれませんし、お客さん毎にいろいろなメリットがあります。
唯一のデメリットと言うのが、対応できる範囲が限られているという事だけになります。
物理的に活動できる範囲が決められている、エリア制限があるという事だけになります。
当たり前の話ですが、実際に移動等活動しなければなりませんので、動ける範囲が決まっているわけですね。
電話やネット面談は、日本全国どこでも対応できますが、何と言っても実際に現場に出向いて行ってもらう事が出来ないと能力は半減してしまうのは致し方の無い事です。
さて、今回ここに書いたたった一点だけでもお客さんとっては大きなメリットだと思います。
プロがおればお客さんは無駄な勉強などする必要はないのですね。
それだけでも大きなメリットだと思いますよ。
岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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