ザ・ヒストリー
人それぞれ、いろいろな人生を送ってきたわけです。
岡本顧問事務所の代表である私にもいろんなことがあっての今なのですね。
この業界において皆さんの知らない事を沢山経験してきましたのでそれを歴史として書いて行く事にしましょうね。
他人の人生ですが、これから住宅を建築されようと思われる方々には必ずプラスになる事も沢山あると思いますよ。
それでは始めましょう。
私がこの住宅建築業界に入ったのは平成14年の9月頃でした。
大学を出て、大手製薬会社でコンピューターシステム部門の長として仕事をしてきたわけですが、ふと立ち止まった時に別の業界に行く事、特に起業する事に対して興味が芽生えてきました。
起業するにあたり、とある方からの助言で営業経験が無いと起業しても成功する事はないと言われ、では何か営業をしてみようと思い転職雑誌(当時はインターネットサイトなどありません)でいろいろと見ていると、大きな木材を全面写真にした聞いた事の無い会社の求人広告が目にとまりました。
「一条工務店株式会社?」
工務店?
静岡の会社?
兵庫県伊丹市に新規に出店する為のオープニングメンバーを募集しているとの事でした。
営業未経験者でも応募可とあり、住宅業界に興味があった事から応募する事にしました。
ほどなく一条工務店から連絡があり、伊丹市にある伊丹シティーホテルで会社説明会と面接を実施するので入社希望者は参加するようにとの事でした。
ホテルで会社説明と面接とは、なかなか豪勢だなあと思いながらも参加しました。
後で知った事ですが、2日間の日程で200名以上が参加していたようです。
採用になったのは数名でしたから、中々の倍率だったのでしょうね。
会場と言ってもホテルの会議室のような所で6,70人ぐらい来ていたのでしょう。
会社と仕事内容を紹介したビデオを見た後に面接希望者だけ残って適性試験と面接になりました。
何人ぐらい残っていたのかははっきり覚えていませんが、半分ぐらいだったように思います。
面接官は、阪神営業所の営業所長でした。当時の一条で営業所長とは、エリア統括責任者です。
それと新入社員が一人、付き人として面接に立ち会っていました。
どのような話をしたのかは覚えていませんが、鬼瓦のような顔をしたこの営業所長は終始厳しい表情のままだった事を覚えています。
数日後、一条工務店から採用の通知が来て、一条工務店に入社する事になったわけですが、今から考えると入社時に必要な書類等がかなり変わっていたのですね。
私はその時はすでに40歳でした。
入社の提出書類には、同居していない保証人が必要とありました。つまり家族以外の誰かに保証人が必要なのですね。
しかも、その保証人に対しての条件も、既婚者で収入がある事となっていたのですね。独身者では駄目だと言うのです。
この理由は入社後、一条の社員から聞いた話でわかってくるのですが、この時は変な感じだと思っていましたね。
指定された提出物をすべてそろえて、会社に送り、入社となります。
配属先は、阪神営業所の伊丹住宅展示場でした。
ABCハウジング伊丹・昆陽の里住宅公園内に建築中の展示場に9月に配属され、出社する事になりました。
さて、これからいろんなことを経験して行く事になるのですが、その話は次回に。
岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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住宅コンサルタント 住宅アドバイザー 住宅プロデューサー