家づくり、特に注文住宅計画における失敗実例。
仕事柄、成功事例よりも失敗事例を耳にする事の方が多いのが非常に残念なのですね・・
私は、プロの住宅コンサルタント、アドバイザーですから日本全国から本当に困っている、気がどうにかなると言った切実な状況で藁をもつかむ気持ちで連絡される方が一月に数名程度いるわけです。
そのような方々からは、駆け込み寺と言われているようですが、残念ながら手遅れな状況では、どうしようもありません。
お話をお聴きして、可能な限り解決策を模索しますが、業者との間に出来た大きな溝、亀裂はどのようにしても修復できないという状況の方も多いのです。
裁判まで考えている方々も少ないありませんが、たとえ裁判をしても本当の勝利は得る事はできません。
そもそもが請負契約を完了されている方々ばかりなのですからね。
請負契約とは何度もこのブログにも書いていますように、請け負わせた人が負ける契約なのです。
お客さんが常に負けるという契約なのですね。
ですから、契約後はどのようなトラブルであってもお客さん側の完全勝利などは無いのですね。
そのような不幸な状態に陥る方々には、いくつか共通した事があります。
いくつかあるのですが、最も重要な事は、信じる人を誤ったという事なのですね。
今頃のお客さんです。
ネットを活用していない方は一人もいません。
しかし、そのネット内の情報をどのように理解し、何を信用するかで明暗が分かれたのですね。
不幸な結果を招いた人達は、すべて同じ選択をしていました。
それは、知らない事に対して否定している人達の話を信用していたわけです。
この事は、大変大きな問題なのですね。
そもそも、知らない事に関して意見する、論じる事は通常、当たり前の神経を持っている人やまともな人、真面目な人や正直な人は行いません。
その理由はいたって簡単です。
知らない事に関しては、責任が取れないからなのです。
また、知らない事を知らないと言っても、害はないという事を知っているからなのです。
では、何故、知らない事に対して否定的な意見や発言をするのでしょうね。
そこには作為的な意図があるからです。
要は相手を騙してでも、自論を信用させようとしているだけの事なのです。
ここに悪意が存在しているのですね。
この悪意をお客さん側の知りたい事、肯定して欲しい事にうまくマッチさせながら洗脳してゆく事でお客さんは錯誤を誘発してしまうのです。
このこと自体がそもそも、正しくない事を正しいと偽装しているわけですから、必ずほころびが出てくるわけです。
悪質な信仰宗教のようにカルト集団化して行く事で、お客さんを惑わして結果、自分の思うように進めて行こうとしている人達の餌食にお客さんがなってしまっただけの事なのですね。
これには、お客さん自身にも問題があるわけです。
自分の思うように肯定されている内容に自分自身でも目が曇っている事に気がついていないのですね。
残念ながら、類は友を呼ぶという言葉通りになってしまい、結局自業自得で最悪の状態になってしまうわけなのです。
厳しい事を言いますが、現実にこのような状況になってしまって苦しんでいる方々が沢山おり、また、そのような人達を助けるすべもなく、また、そのような人達の予備軍が量産されているという現実もあるのです。
これから注文住宅計画を始めようとされている方々やすでに進行中の方々は、この記事をよく読み、理解するようにしてもらいたいです。
知らない事を否定する人の話は、決して信用してはいけません。
知らない事を知ろうとして一緒に動いてくれる人こそ、本当に貴方の住まい計画に真摯に向き合い真剣に考えている人なのです。
このことに、気がついてもらいたいですね。
岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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