注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

住宅営業や建築士が、出来ないと言っている事は本当に出来ないのか?(これが注文住宅成功への道)

私のところに相談に来られる方々の3分の1程度がこの表題のような相談なのですね。

 

特定のハウスメーカーや建築業者という事では無く、この業界全体に対してこの表題の相談が来るわけです。

 

しかも、相談者の状況は、注文住宅計画の全般に関して言えるだけではなく、住んでからも同様の相談が来ています。

 

メーカー選びの最中や打ち合わせ中、建築途中から実際に住んでからまで、どの段階でもこのような相談が来ているのです。

 

しかも、同じような内容なのですから、この業界がいかに学ばない業界なのかという事が良く分かります。

 

しかし、このような相談の多くは解消できます。

 

大体の理由、原因とは、担当者が知らない、やったことがないと言う事なのですからね。

 

”出来ない”と言い切れる事は、世の中には多くは存在しておりません。

 

”出来ない”事を証明する事は、大変困難なのですね。

 

”出来ない”と言っている人達の多くは、”出来る”事を知らないのです。

 

それを教えてあげる、あるいは、自分で調べるという事だけをさせてあげると、たいして難しい事では無い事にも気がつくのです。

 

さて、少しだけ具体的な話をしてみましょうね。

 

大手ハウスメーカーでの間取り等の打ち合わせ時のケースで考えてみましょう。

 

担当している建築士が提案してきた間取り等がいまいち、パッとしないで悩んいる時に、このように出来ないのかと質問してみると、担当している建築士が出来ないと言ったり、難しいと言ったりすることが多々あるわけです。

 

お客さん側とすれば、建築士が出来ない、難しいと言うわけだから駄目なのだろうと感じてしまい、落胆して、どのようにして諦めようかと考えてしまい、打ち合わせが面白く無くなってくるのですね。

 

でも、果たしてこの建築士が言ったことが正しいのでしょうか?

 

残念ながら、多くは建築士個人の問題で勝手な判断をしているケースなのです。

 

大手ハウスメーカーには、沢山の建築士が在籍しています。

 

お客さん達は、彼らの能力は共有されていると考えているようですが、残念ながら共有されている事は、ほんの少しなのです。

 

社内ルールだけを共有しているに過ぎません。

 

しかも、もっと狭い世界でのみ、業務を行っています。

 

支店間での建築士の技術交流や勉強会、あるいは営業所内でのノウハウの共有すらしておりません。

 

言い方を変えると、例えば大阪に席を置いている建築士は、名古屋の実例をしりません。

 

つまり、名古屋で実現できている間取り作成や建築物であっても、大阪でやったことが無い場合は、大阪では出来ないと個人的に判断してしまっているケースが沢山あるという事なのです。

 

また、同じ工法や同レベルの建築会社で行っている内容、つまりは他社で出来ている事が自社では出来ていない事があれば、それは出来ないとお客さんに言うわけです。

 

勘違いしては困りますが、建築士の資格を持った建築士が能力が低いからこのような提案しか出来ないのではありません。

建築士という職業と職場の環境がこのようにさせているだけに過ぎません。

建築士と言えどもサラリーマンなのです。

会社の中での地位や名誉と言う物を気にしない人はいないと思います。

建築士通しの相談を名誉やプライドが邪魔している、あるいは会社の組織体系がそうしているケースもあります。

工務店設計事務所のように規模が大きくない会社になれば、物理的な量の問題もあります。

 

大手ハウスメーカーでは年間1万数千棟も建築しているわけですから、間取りの作成数も半端ない数になりますが、工務店や地場の設計事務所のケースでは数に関してはまったく違います。

数イコールノウハウではありませんが、数は数です。

しかし、国家資格を有している建築士達の基本的なポテンシャルは高いところにあります。

単に知らないだけのケースが多いだけの事ですから、取り組んでもらうだけで実現の可能性は各段に広がります。

故に事情をよく知っている社外の有識者が彼らにアドバイスをする事で、実現出来る事が沢山あるわけです。

 

私は、日本全国で大手ハウスメーカーから地場の工務店まで、数多くのお客さん宅を建築してもらってきましたので、会社を超えた流用可能なノウハウを得ています。

 

また、大手ハウスメーカーに対しても、営業所、支店の域を超えて建築をしてもらっておりますので、同じ会社内での実際に計画可能な部分に関してのアドバイスが出来ます。

 

これを行う事で、担当している建築士も営業マンも、自社での可能性を模索するようになります。

つまりは、どうすれば期待に沿えるような提案ができるかを考えるようになるわけです。

また、出来ないに関しては、論理的な説明と出来ない場合は、どうすれば出来るようになるのかを提案してもらう事になります。

その上に、お客さんの言われた内容に関して、言葉通りを具現化する事が最良なのかも合わせて検討する事になります。

お客さんは素人ですから、本当に伝えたい事を伝えきれているとは限りません。言葉にしている事が本音の部分なのかを深層心理まで読み取り、実際に実現して欲しい事はこれだと言ったような明示もしてあげる必要もあります。

 

これらすべてを実践する事で、お客さんは出来ないから解放され、業者側もまた、出来ないではなくどうすれば出来るかを考える事になり、新しいノウハウ、知識が増えて行きます。

 

これは社外からのアドバイスができるプロがいないと実現不可能なのですね。

何故ならば、社外のプロは答えがわかっていてその過程と結果を業者側に考えさせて、実現してもらう事で正解に導いて行くわけですからね。

 

このような事を可能にする私を雇いたい、もっと詳しい話を聞きたいと思われる方は、下記の相談フォームでお知らせください。

 

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岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。

 

 

 

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