ザ・ヒストリー
人それぞれ、いろいろな人生を送ってきたわけです。
岡本顧問事務所の代表である私にもいろんなことがあっての今なのですね。
この業界において皆さんの知らない事を沢山経験してきましたのでそれを歴史として書いて行く事にしましょうね。
他人の人生ですが、これから住宅を建築されようと思われる方々には必ずプラスになる事も沢山あると思いますよ。
それでは始めましょう。
三月目のフォロー研修を終え、無事に地盤調査の調査員の資格ももらい、安全管理者の研修も終え、それなりに住宅営業らしくなってきました。
留守中に来場していただいていた尼崎市のお客さん宅に再来場の件も含め自宅に夜に訪問しました。
いつもは奥様だけの面談でしたがその日はご主人もおられましたので、せっかく来ていただいたのだからとお家にあげていただきました。
ダイニングでお話する事ができました。
この頃の私は一条工務店の研修通りの営業手順で気の利いた話などはまだまだ出来ないわけです。
研修で学んだ事や所長の言われた通りに話を進める事しかできませんでした。
一条では地盤調査と現場研学(見学ではない事に注目)を必ずお客さんに提案する事となっています。
この時の私は当然ながら現場研学をした事もありませんでしたし、第一建築現場がありません。
しかし、会社から指導されたように構造の写真をお客さんに見せながら現場を見る事で一条の事がより深く分かる事ができ、また、地震に対しての安心度を得る事ができます。
皆さん、一条の建築現場に足を運ばれていますよ。
お客さん達も一条の建築現場を見に行きませんかなどと話をしたように記憶しています。
するとご主人がそうですね、行ってもいいとは思いますがと奥さんの方を見ながら、行くかというような問いかけをされました。
奥さんも連れて行ってくれるのですかと言われましたので、はいと私が答えるとそれでは行きましょうかという事になったのですね。
そして、日程に関しても平日にお仕事を休まれて皆さん、行かれています。皆さん熱心なのですね。お客さんも平日にお休みを取ってゆっくりじっくりと現場を研学されませんかと言うと、いついつなら休みがとれそうだがと奥さんに話をされて、奥さんもお仕事をされていましたので、私もいつなら大丈夫というような感じになりました。
私は現場を案内する事はできませんし、この先どうすればよいのかわかっていないわけですから、その場ではい、わかりました。現場等の事もありますので、上司に電話して確認いたしますので少しお待ちくださいといって、その場で携帯電話で所長に電話をしました。
所長にはすぐに電話がつながり、今、お客さん宅なのですが現場を研学されたいと言われているのですが、どうですかと言うと電話先の所長があたふたしだして、あんたお客さん宅にいるの?現場を見たいのだって・・あっそう・・希望日は・・そう・・その日で約束してすぐに帰っておいでと言って電話を切りました。
お客さんには、お客さんの言われた日で現場を研学できるように段取りができましたので、当日の午前10時に伊丹住宅展示場にお越しくださいと言って、お客さん宅を出ました。
伊丹展示場に帰ってくると所長が来ており、見れる現場を探して来るからその先の段取りはまた、話をしますと言って川西展示場に帰って行きました。
後で聞いた話ですが、川西の展示場で私の電話を受けていたようで、電話を切った後は大騒ぎだったようです。
新人が現場研学のアポを取って来たという事でその場にいた他の営業マン達にいろいろと言ったようです。
さて、大きな問題は建築現場が近隣にはない事なのですね。
出店したばかりなのですから、当然と言えば当然なのですが、奈良に現場があるとかどうだとかでその後数日間は、所長はいろいろと場所を探してくれたようです。
でも、丁度見どころの現場がありません。
さてどうしようという事になったのですが、この続きは次回に。
岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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住宅コンサルタント 住宅アドバイザー 住宅プロデューサー