相談フォームで注文住宅トラブルに関しての相談が増えています。
そして、電話対応のリクエストも多いです。
何とか助けてあげたいのだが、無料で出来る範囲には限りがあります。
それを理解されての相談であれば、お受けいたします。
相談フォームを使って連絡してきてください。
電話でもトラブル相談をお受けいたします。
また、同業の方々で対談を希望されている方もお知らせください。
注文住宅営業の有るべき姿や業界の最新情報などを交流しましょう。
さて、本題に入って行きましょうね。
欠陥を持った住宅は未だに量産され続けています。
法律が変更になっても、基準が厳しくなっても減る事は決してありません。
何故、欠陥住宅は減らないのでしょうかね。
簡単な理由なのですが、それを改善、撲滅しようとはこの業界が考えていないのが最も大きな問題であり、この業界の恐ろしさなのですね。
建築における欠陥は、人が原因なのです。
物では無く、人なのですね。
物であれば、商品を検査して改良すれば自ずと欠陥率は減ってきます。
しかし、建築だけでは商品を検査する事が出来ない特殊な物であるだけではなく、すべて人が現場で一つ一つ作る事が最大の欠陥率が下がらない要因なのです。
そして、性善説がさらに欠陥率を上げています。
人は嘘をつかない、真面目に仕事をしているという考え方がチェック体制を甘くしている、無くしている事が欠陥率を反対にあげているわけなのです。
設計図が良くても、商品が間違って搬入されると設計図通りには出来上がりません。
商品が正しくてもそれらを施工する人が適当に作れば、予定通りの商品にはなりません。
施工の最中に誰かが間違った作業を起こったとしても、それをその場で是正しない限り、間違ったまま、設計図すら無視されて工事が進んでしまうのがこの業界なのです。
現場監督も職人達も思い込みで作業をしている事が多いだけでなく、見るべき場所が多すぎて、また、出入りする人間が多い為にだろうで考えてしまっている事が失敗を後送りにして、治せるものも治せなくしています。
そして、それらを隠蔽するか、客には我慢させているのが実状なのです。
これをどのように修正して行くのかがこの業界における大きな問題なのです。
しかも、社内ではこれを共有する事なく、隠蔽し、同じ事を別の現場で繰り返しミスをするという事が日常的に起こっているわけなのです。
これが建築会社毎にあるわけですから、どの会社でも同じような問題で失敗を重ね、それを是正する事なく新しいお客さん宅でも行っている事が欠陥住宅率を下げる事なく、永遠に続く理由なのです。
お客さんは常連になる事はありません。
一度、自宅を建築するとほぼ１００％に近い状態で二度と自宅を建築する経験をする事はありません。
同じ商品を短い期間で何度も同じ建築会社から買う事など無いのです。
だから、お客さんは常に一見さんであり、素人の初心者なのです。
これが客が業者に物を言えない理由でもあり、欠陥を見抜く事が出来ない理由でもあります。
これを回避する為には、個々の建築に対して、個別にその場で指導・教育するしかないのです。
私は常に自分のお客さんの建築に対しては、個別指導を業者側に行っています。
過去の全現場において、何かしらのトラブルが生じている事からこれから先も必ず何かしらのトラブルが現場では起こる事でしょう。
不思議な事に、同じようなトラブルであったとしても現場がかわると変形的な形で起こってきますし、常に新しい形で過去のトラブルが繰り返されます。
学ばない業界とはよく言ったものです。
そして、人が代わると必ずトラブルになります。
営業・建築士・現場監督が同じでも現場毎に形を変えたトラブルが起こります。職人が同じでも現場が変わるたびに別のトラブルが発生します。
これが建築なのです。
ここを客となる一般人はよく理解をして、自分達だけは大丈夫などと不確実な希望だけで安心しない事です。
今回はここまで。
新築住宅・注文住宅相談所の考え方や使い方を改変しております。より注文住宅計画をされる方向けに文章変更をしておりますし、また、サービス内容も改変しております。
是非、ご覧ください。
岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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岡本顧問事務所
岡本塾
住宅コンサルタント 住宅アドバイザー 住宅プロデューサー
20230929
