注文住宅を成功させる最短の考え方は、成功者を真似るという事には変わり有りません。
その一例は、このゼミナー講座をシッカリとご覧になられて真似られると確実に成功すると経験上言えます。
また、その反対に確実に失敗する方に向かっている人達の考え方や行動にも共通する事があります。
これは真似ない方が安全だという理由も含めて解説して行きましょう。
注文住宅を失敗する方向に進めているのは、実は客自身なのです。
この事が意外と知られていません。
業者側に問題が有ったために、痛い目にあう、あるいは失敗させられたと感じるのは、失敗者全員の考え方なのですが、その業者を選んだのは失敗者自身という事を忘れてはいけません。
誰にも強要されず、脅されて契約された方はいないのです。
自ら契約書にサインをして、お金を支払ったわけです。
この事実がある限り、どのような業者であったとしても客側の判断において契約し、業者側の失態、あるいは客側の勘違いで注文住宅計画に問題や支障が出たに過ぎません。
では、どうしてそのような業者と契約するという判断を行ったのでしょうか?
これは実は、失敗する客側のおかしな考え方と行動から予見されていたのですね。
おかしな考え方、行動とはどんな考え方であり、どのような行動だったのでしょうか?
失敗する客とは、注文住宅に対して適当で熱心ではない人だったのでしょうか?
実は、その反対の人達が失敗している事例が結構多いのです。
熱心であるが故に失敗するとはどういうことなのでしょうか?
ここに考え方の誤りがあるのですね。
注文住宅に熱心な人、あるいは慎重な人ほど、いろいろと調べたがるのです。
特に最近目立つのはネットの中の情報を一生懸命、調査している方々の失敗が目立ちます。
ネットの中には、沢山の誤った情報がある事は周知の事実ですが、その誤った情報を鵜呑みにして失敗する人、それは自業自得なので今回のお話には関係ありません。
誤情報が沢山ある中から、正しい情報を見極め(見極め方は、エビデンスがあり、論理的に立証出来ている内容であること)てその情報をよく理解している人が失敗しているのです。
彼らにはおかしな考え方と行動が見られます。
おかしな考え方とは、これらの情報を得た事で自分達が建築に関して詳しくなった、ある意味、よく知っていると勘違いする事なのです。
この曖昧な知識で業者と対話をすることでおかしな事をするわけです。
業者になまじっか得た情報を盾に建築技術に対しての要求を行うようになってくるのです。この行動が実におかしな考え方に繋がって行くのですね。
例を挙げてみましょう。
住宅建築において最も重要な事は、耐久性です。
耐久性の中に耐震性能があります。
この耐震性能に関して、業者に要求するような客がいるわけです。
業者側が自社の構造説明を終えた後に客側が業者に
耐震等級はどうなっていますか?
と聞いた時に業者が
何かご希望でもありますか?
と返答し、客側が
耐震等級を3にしてください。
と言うと、
はい、わかりました、耐震等級は3にします。
と答えたとしましょう。
この文章を読まれて、何も問題ないではないかと考えた方は、失敗する可能性大の方と言えます。
そもそも、建築の専門家である建築会社側から建物の基本である耐震性能に関して、客からの希望を聞いている事自体がお粗末な事なのです。
客側がどれだけ勉強しても建築構造技術に関して、現場で毎日仕事をしている専門業者の足元にも及ぶことはありません。
そのような素人相手に専門家である業者がこうすべきという提案が無く、どうしましょうと聞いている事自体が業者失格なのです。
そして、客側が耐震等級を3にしてくださいと言っている事自体も問題なのです。
この程度の業者は、客側が少しでも建築業界における専門知識があると思ってしまうと何かと説明に関して手を抜き始めます。
客が耐震等級を知っていて3という指定をしているからには、耐震に関しては何かしら知っているから、この点には極力触れずに客の言うとおりにしておけば客からのクレームが出ないだろうと逃げる事を考えてしまいがちなのです。
この考え方と行動は、客側が思っている事とは真逆なのですね。
構造関係に関しては、構造一級建築士の先生も世の中には沢山いますし、その方々も一般向けに専門的な知識を分かりやすく解説している書籍や動画も公開されています。
それらを見た一般人達が分かった気になってしまうのは仕方の無いことですが、客側が自分の知り得た知識で業者と対話する事が間違いなのですね。
構造的な話に関して、先ほどのように業者側から提案が無かった場合、あるいは提示した内容で承諾された場合、構造設計に関してはどうされているのかを業者に聞くべきなのです。
そして、しかるべき専門家や有識者に業者側から技術的な解説等をしてもらうように要求するか、提案すべきなのです。
これをしない限り、業者側に正しい知識と技術があるかどうかはわかりません。
耐震等級3に関しても2種類あるだけでなく、構造計算に関しては大きく分けても2種類あります。
この組み合わせ次第で建物強度も変わってきますし、また、間取り設計にも大きく影響が出てきます。
難しく考えなくても、第三者的に注文住宅とは関係の無い視点からこの現象を冷静に見てみると、客側が業者側に要求しないと提案も出来ないような業者は、危険だと判断するのが普通なのです。
注文住宅という中で判断するから本質が見れなくなっているだけの事であり、注文住宅は技術職なのですから、他の技術職の仕事に置き換えてみると簡単に分かります。
外科手術に置き換えると良く分かるのではないでしょうか?
一般の患者が外科医に手術の内容や方法、手順を教えるような事があるでしょうか?
また、そのような外科医に手術を依頼するでしょうか?
このように他の技術職に置き換えると簡単にわかると思いますよ。
それだけ恐ろしい事を実際には、多くの人達が行っていて、結果、トラブルを起こし、問題になり、失敗して後悔する事になっているのです。
誤情報だらけのネットの中からやっとの思いで見つけ出した正しい情報と発信主を見つけたのであれば、頼りない業者にもその正しい情報の発信主の存在を教え、業者側も正しい勉強を行う事で失敗する確率も減るのです。
餅は餅屋と言います。
業者と話ができるのは一般人の貴方ではなく、同じ建築業界における専門家なのですね。
このことをよく理解しておくことで、失敗する可能性の高い業者と契約する確率は低くなります。
失敗したくないのであれば、成功者の正しい情報に耳を傾け、まねる事です。
この記事も成功者の話なのですからね。
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