私は、常に仕事に対しては専門家であるべきと社会人になった時から思っていました。
大学が工学部という事もあったのかもしれませんが、コンピューターの専門的知識が必要な部署に配属になり、部内の人達も当然ながらコンピューターを操る専門の人達でしたし、社外の出入り業者もコンピューター関係の会社の専門の人達ばかりでした。
対話の内容も専門用語ばかりでしたし、また、会社の仕組みを知らなければ出来ない仕事という事でもあり、販売から経理に至るまで、会社運営のいろはから、物流に至るまで、ありとあらゆる業務に関して、新しい仕組みを作るたびにその部署の人達との話し合いを行い、コンピューター化していたのですね。
部署ごとの仕事の内容を当事者達に聞く必要はありましたが、コンピューターに関しては、他部署の人達から教わるような事は何もありませんでした。
当たり前の事なのですがね・・・
この業界に入っても同じ考え方で仕事をしてきましたし、今もしています。
客から注文住宅に関して、専門的な依頼を受ける事はまずありません。
あってはおかしいのですね。
客に教える立場の業者側が、客から教わるような事があってはいけないのです。
客側の自宅建築に関する希望や意向は、聞き出す必要がありますが、これも客側から持ち出されるのではなく、業者側から聞き出すのが正しい方法なのですから、客から教わると言うような考え方ではありません。
しかし、最近、よく耳にするのは客側が業者に対して専門的な分野に対してリクエストしている事が良しとすると言うのです。
賢いお客さんと言うような表現をされるようですが、私はどうしても納得できないのですね。
客側が業者よりも専門的な知識が多いという事は、絶対にありえません。
うわべだけの知識に関しては、多少は客も知っている事はあるとは思いますが、本質に関しては知る由もないのです。
その理由は、いたって簡単なのですね。
注文住宅とは、机上で完了する者では無いからなのです。
そこには、実践が絶対に必要になってくるわけです。
経験したことが無い事は、その結果を知る事はありえません。
客側の経験値とは、皆無に等しいわけです。
つまりは、うわべだけの知識、言葉だけの知識を知っているだけの事なのです。
そのようなうすい知識で業者が動かされる、業者がその客側のリクエストを受けてしまうという事自体が、私は納得がゆかないのですね。
客から指示されないければ客に話もしない、説明もしない、提案もしないような業者と言う事だと私は思ってしまうわけなのです。
このような業者の特徴は、言われないと何もしない、あるいはまったく時代遅れな業者、勉強しない業者と考えられるのですね。
という事は、客が気がつかない事は、業者も気がつかないという事なのです。
これが原因で多くのトラブルが実際には生じているのです。
私のところに相談依頼される方々で請負契約後のトラブルは、ほぼ100%がこのような状態です。
例えば業者側に構造計算を行って耐震等級を3にしてくださいとリクエストして、承諾してもらいましたが、その後、確認申請時に構造的な問題が構造計算とは別の面で出てきて作れないとか、法的制限を知らなかったので実現できない事を図面化して、客の承諾を得ていたにも関わらず、客に連絡もしないで図面を勝手に変更していた等、まったくもって信じられないような事をしでかすのですね。
こんな例は、沢山あります。
とにかく、知らないから間違った方法で話を進め、発覚しそうになれば隠蔽し、客が後戻りできなくなった時点で露見し、トラブルになる場合があまりにもこのような業者には多いのです。
そもそも客に教えてもらわなければ専門的な分野に関しても知らないわけなのですから、客から教わる事のない部分に関しては、知っているのかどうなのかも疑問なのです。
客側が注意すべき事は、こんなことも知らないと思うような業者とは、契約しない事です。
また、このような業界だという事もよく知っておき、自分達の知らない部分に関しては、誰が知っていて、何が正しいのかをどのようにして判断するのかも考えるようにしましょう。
私は金儲けや売名行為で言っているのではありません。
実際に多くの事例があり、今もその被害にあい続けている人達が沢山いる事実に対して、私は回答を提示しているだけの事です。
このようなどうしようもないトラブルに合った人達も、契約までに私のところに相談に来れば、このような事態にはなっていませんでした。
それを知ってもらいたいだけの事です。
トラブルに合われた方々は、私の存在や存在意義を知らなかった、あるいは誤解していたと私は考えるようにしています。
そう考えてあげないとあまりにも哀れすぎます。
注文住宅は、皆さんが考えているような簡単なものではありません。
今一度、自分達のおかれている立場をよく考えて、転ばぬ先の杖を必要とされた方達だけが、不要なトラブルや問題、業者との折衝を行わずに済むのです。
この記事をよく読んで、今、何をすべきなのかをよく考えて、手遅れにならない間に最良の方法を選ぶようにしましょう。
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