ネットの情報が氾濫して、やたらと隙間相当面積の数値、いわゆるC値の値だけに拘っている人の話を見聞きするたびに可哀そうだと思ってしまいます。
正しい知識と理由を知らずして、ネットの情報だけを鵜呑みにしているとそうなるのですね。
今回は、少し厳しい表現でこの点に対して書いて行きましょう。
”隙間相当面積いわゆるC値に馬鹿みたいにこだわっている人達に一言。
25年前と現在において国内気温環境の変化がどれほどあるのかを考えてみる事。
25年前、日本にはC値という考え方は皆無。
その時の基準では、本土では5.0c㎡/㎡でも省エネルギー住宅であり、国際基準は2.0だった。”
”今から20数年前にも高断熱化住宅は存在していた。
その時の営業トークは「エアコン一台でも家内部は快適に過ごせます」であった。
断熱の考え方は今とは違うがC値に関しては測定方法も概念も同じ。
その時では2.0c㎡/㎡で高気密住宅であった。
その当時、カナダの基準でC値換算では、1.0だった。”
”つまり、現在において、C値換算で1.0c㎡/㎡を割った住宅であれば、超気密化住宅なのである。
そして、住み心地に関しては、20年前に建築されたC値2.0の住宅となんら変わりないのである。
細かな意味で光熱費に変化があろうとも健康住宅としては、大差ないのである。”
”これらは、当時からこのような住宅を建築しているから分かる事であって、最近、病気のように高気密などと言いだした会社では立証する事は出来ない。
人間とは、環境に順応できる動物であるが故に20年前の性能でも十分な効果を得ることができる。
要は住み方の工夫なのである。”
このように、C値の値だけでは、住人としては体感できる差などは無いというのが実状なのです。
このことを最初に理解しておけば、C値だけに拘り、住宅としての本来あるべき姿を犠牲にしてまで、ハウスメーカーを選択する必要などないのです。
今の技術と確かな材料さえあれば、たいていの木造住宅は気密測定を行えばC値として1.0c㎡/㎡程度は出ます。
そのようなお家に住む理由と住み方を私のような専門家が正しく施主に教えておきさえすれば、快適にしかも健康的に住まう事ができるのですね。
実績としては、アトピーが治った、喘息が出なくなった、花粉症が無くなったというお客さんがいます。
これ以上の効果を期待する必要はありません。
本物とはこういう事なのです。
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岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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