昨晩、自宅のポストに投函されたチラシ広告は、なかなか面白かったんだよね。
阪急今津線仁川駅前にあるワンディアールというまだ開業して数年の若い不動産業者のチラシ広告なんだけど、コロナウイルスが社会的問題になっている今だからこそ、面白企画だと思ったね。
阪急仁川駅近隣には阪神競馬場があるんだけど、今、競馬は開催されていないんだよね。
この競馬場に来るお客さんを相手に商売している方々は、今は大変な状況なんだよね。
ここだけではないと思うけど、この周辺も例外ではないというわけなんだよね。
不動産業者も同じなんだよね。
というよりも、一般の人達を相手に商売をしている方々はみんな同じ状況なんだよね。
この不動産業者が考えたのは、客足が遠のいた飲食店に対して、宅配をサポートするということなんだよね。
仁川駅周辺の飲食店は、個人商店も多く、店主だけで営業しているお店も多いわけ。
お客さんが来なくなったからと言って日中、お店をクローズできないし、また、出前をするにも人出が足りていないというお店は多いんだよね。
そこでこの不動産業者は、そのような飲食店の出前を肩代わりするという企画を立ち上げたわけ。
出前に関しては、お客さんから出前料金を取らずに、宅配してくれるようなんだよね。
上手く賢く考えたよね。
まだまだ若い不動産業者だし、また、不動産業者というのは、案外商圏は狭いんだよね。
大手不動産業者でもテリトリー分けをシッカリとしている理由は、地場直結型、地域に溶け込んだ土地勘とそのエリア内に住んでいる人達の支持を得ることができないとうまく行かない商売なんだよね。
起業してから数年であれば、まだまだ新参者だから、エリアになじむことが重要なんだ。
宅配でお客さん宅に出向くことができれば、そこで住人との繋がりが出来るわけ。
仁川周辺は、持ち家率が高く、高級住宅地でもあるし、また、高齢化も進んできている。
出前を取る必要のある方々で高齢者を対象にすれば、それだけ今後のビジネスにつながる可能性も出て来るということなんだよね。
すごく賢いよね。
その上に、この投函されたチラシなんだけど、不動産業者のチラシは投函されても住人達は、まず見ることなくゴミ箱行きなんだよね。
このゴミ箱直行率が大変高いもの不動産業者のチラシなんだよね。
先日、面談した分譲会社の役員も言っていたけど、広告費に年間1憶円かけてもチラシでの反響はほとんどないと言っていたのを思い出したよ。
でもね、このチラシは見ずにゴミ箱に行く確率はかなり低くなっているんだよね。
見ての通り、不動産業者の物件案内ではなく、飲食店のメニューと値段が載っているんだよね。
仁川の住宅地内には飲食店はほとんどないんだよね。
第一種住居専用地域なんだから商店もほとんどないわけ。
出前を取ろうとしても、ピザか寿司程度なんだよね。
そこに飲食店のメニューと値段表が載っているチラシが入れば、簡単には捨てられないんだよね。
うまく考えたよね。
会社も若いし、従業員も若ければ、新しいアイデアが出るもんなんだよね。
仕事柄、不動産業者に仕事の依頼をすることも多々あるわけだから、この会社をメモっておこうっと・・・
おっと、もうこんな時間になってしまったよ。
次は何を書こうかな・・・
新築住宅・注文住宅に関する質問は、質問フォームにてお受けいたします。