注文住宅ってどんなイメージかな？
設計士がいて、いろいろな希望や要望を聞いてくれて間取りを自由にできるって、そんな感じじゃないのかな・・・？
でもね、設計士（ってみんな言っているけど、正しくは建築士なんだよね）が出てこない注文住宅専門のハウスメーカーがあるんだよね。
設計士（建築士）に会わないで不思議にも思わずに、注文住宅の計画を進めている人も実際には沢山いるのだよね。
本当にこれでいいのかね・・
財閥不動産系の大手ハウスメーカーでは、建築士はお客さんと面談しないで注文住宅とうたっているのは、ご存じかな？
設計図面や確認申請に関しては、建築士が実際には作業をしているそうだけど、個々のお客さんとは一切面談しなくて、また、驚いた事に建築現場にも一度も足を運ばないそうだよ。
図面作製前の現場確認はもとより、地鎮祭や地縄確認、上棟確認や施工中の確認等々、建築士としてするべき仕事は一切行わなんだって。
この会社の人事担当者に聞いてみたことがあるのだけど、なんで建築士はお客様にも会わずに、また、現場にも行かないと聞いてみると、あっけらかんに「無駄な作業を減らすため。つまりは、効率化の為。」と言い放ったんだよね。
無駄な作業、効率化だって。
確かに会社側から見ると、コストカットなのだろうけど、お客さん側から考えるとたった一軒、自分の家を何千万も出して、長期間多額の借金をしてまで買うわけだから、効率化と言われるとなんだか悲しいね。
企業人として会社の経営だけを考えるのであれば、作業の効率化、コストダウンは間違っていないけど、注文住宅を行っているハウスメーカーの姿勢としてはどうかと思ったりもするね。
まあ、買う人側が判断すれば良い事なので、とやかく言うつもりはないけど、実態を知らずにこの会社を選んでいる人は、状況を把握した時にどう思うかだよね。
とまあ、外見から分からないことが沢山あるわけなのね、この業界は・・・
という事で、今回のポイントは
「建築士に会わせて～！」
と言う事だね。会わせてくれない場合は、その訳を聞いてごらん。
それで納得すれば、そのまま進めれば良いわけだからね。
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