毎回、書く事にします。
私のブログ記事をご覧いただき”いいね”をしてくださっている方々にありがとうを言いたいと思います。
いいね返し等ができませんので、個別ではありませんが書かせていただきました。
さて、本題に入って行きましょうね。
ネットの中では、やたら住宅のスペックが話題になっていますが、スペックだけが良くても注文住宅計画は失敗します。
では、設計が正しければ失敗しないのでしょうか?
あるいは、材料や営業が良ければ失敗しないのでしょうか?
そうでは無いのですね。
答えは。すべて建築現場にあります。
私の事務所からさほど離れていない場所に地方の工務店が新築工事を行っています。
この会社は、土地を買って小規模分譲を得意として、売り建てや注文住宅として自宅を建築している工務店です。
何故にこのような工務店が一般のお客さんを得て、注文住宅を進めることができているのかを常に不思議に思うのですが、かなり危険な建築会社と言わざるを得ません。
そもそも、古家を解体しての新築工事なのですが、解体時から道路の通行の邪魔になっており、また、交通巡視員の設置が無い為に、そこを通る時はストレスを感じていたわけです。
解体後、基礎工事に入る前の地盤調査の時から調査員の仕事の態度が非常に悪かったのですね。
まず、くわえタバコでの作業は無いでしょう。
地盤調査員がそんな感じだったのにも驚きましたが、基礎工事の土木作業員が全員、ノーヘルメットだったのですね。
そして、配筋工事の職人は当然のようにくわえタバコです。
常にこの現場を見ているわけではありません、
週に1、2度、車で前を通るだけなのですが、その時々にこのような光景を目の当たりにするわけです。
当然、建築告知看板なども無く、安全管理上のフェンスも部分的にしか存在しておりません。
しばらくして、上棟をしたわけですが、その時に若い夫婦と小さい子供をつれた家族が現場にいたところを見ると、注文住宅だったようなのですね。
材料の搬入時にも施主の名前が書かれた紙が貼られていましたし・・
しかし、その光景を見て、複雑な気持ちになるのは専門家としての性なのでしょうね。
そして、数日前に、雨上がりの朝、その現場の前を通りかかった時、屋根材の搬入が行われていました。
ガルバ材の屋根材を屋根に持ち上げているわけですが、トラックから直接、屋根にいる職人に手渡ししているのです。
ガルバ材ですから数メーターの長さがあるのでトラックの荷台から屋根に届くわけですが、通行人がいてもお構いなしに道路にガルバ材をはみ出して屋根に上げています。
通行人がガルバ材を避けて通るような感じなのですね。
当然、現場監督らしき人はいません。
そして、最も驚いた事はすべての職人がヘルメットを着用していなかったのですね。
高所作業であるわけですから、本来であれば転落防止策をこうじ、ヘルメット着用は義務です。
誰一人、安全管理ができていないような状況だったのですね。
職人が自分の安全管理を怠り、けがをするのは自業自得なのですが、現場で血が流れたような住宅に住み続けるのは、誰なのでしょうね。
施主なのです。
契約書といった紙切れに判子を押すためだけなのに、大安吉日などという民族が、事故のあった新築住宅に住み続ける事に関して、何も感じないのでしょうかね。
プロ意識の欠如と心無き人間の本性がこのような現場での当たり前の事で表面化するのです。
この業者は、このような形で今まで建築作業を行ってきたのでしょうね。
そして、それを誰も咎めることも、注意することもなく、今日まで過ごせてきたのでしょうね。
そして、これから先も同じように進めて行くことなのでしょうね。
危機管理が出来ていない会社の末路は、誰もがわかっていると思います。
時事的に言うと知床の事故や10年以上前のJR西日本の事故、これらを教訓に出来ていない会社だという事なのです。
デザインが良いとか、設計が優れている、耐震等級や断熱力、気密力がどうだと言っても、現場が駄目だったらクズ業者なのです。
これを新築住宅を検討される方は肝に銘じていただきたいのですね。
私の御お客さんでは無い人の住宅なので、私は何も言う事はありませんし、いう必要もありませんが、可哀そうだと思いますね。
正しい建築を行う事ができない業者は沢山います。
会社の規模や見てくれや設計関係だけでは、建築会社の本質を見極めることは不可能です。
正しい心と多くの経験を持ったプロがいないと気付けない事ばかりが住宅建築なのですね。
多少のお金をかけて、専門家、プロを雇いましょう。
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岡本顧問事務所は、建築業者・ハウスメーカー向けには、営業戦略・営業教育の営業顧問業務を行い、また、一般の方向けには新築住宅・注文住宅相談所として個人宅建築計画すべてに関して、指導・サポート業務を行う住宅建築における専門家、住宅コンサルタント・住宅建築アドバイザーです。
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