注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

お客さんが苦悩・苦労するのは建築業界の問題。でも、対処方法を選ばないのはお客さん側の問題。

今に始まった事ではないわけで、もう、何十年間もそしてこれらもまだまだ続くのが建築業界の病気という事は、もう何年も何回も言ってきたのです。

 

今日もネットの書き込みでこんなような文章をみました。

 

「施主って家づくりの素人で、ほぼ人生に一回しか経験できないから教えてもらわないと分からない事沢山 聞いていいのかも悩む、聞かなくても教えて欲しい、それで聞いて返事が来なかったらその工務店を選んだ自己責任?」

 

この文章の前にも後にいろいろな返答等があるようなのですが、まあ、いつもながらの事ですね。

 

成人しており、社会人として自立できており、社会的に認められている大人の場合、その判断結果に関してはすべて自己責任であるという事は、社会の常識です。

 

これは、建築に限らず、すべてに関して言える事ですが、お客さんだけにこの当たり前を押し付けるのは、あまりにも理不尽なのですね。

 

当然、業者側にはお客さん以上にこの当たり前の社会人としての常識が重く乗せられるのが普通に考えて普通なのですが、ここがこの業界の異常さなのですね。

 

何度も言っておりますが、この建築業界は、非常識が常識化されている異常な世界なのです。

 

そして、お客さんが確実に業者よりも立場が悪いのです。

 

常に業者側の方が上の立場である事をお客さんは忘れてはいけないのですが、多くの方々はそれを忘れてしまうのですね。

 

お客さんは注文住宅計画においては、常に新しい事の繰り返しなのです。

そして、それらは必ず誰かに説明を受けないと自己判断できない事ばかりなのです。

 

自分の中で消化できる事はありません。

 

何故ならば、当たり前の事ですが経験したことが無い事は知らないからなのです。

 

つまり、気がついていない事も沢山あるのです。

 

それに気を付かせてもらう必要があるにも関わらず、気づかせてくれない事の方が多い為に、トラブルになって初めて、痛い目にあって初めて気がつき、困惑し、後悔するのですね。

 

また、聞く人を間違っているケースが大半という事も、経験したことが無い事を自分勝手な判断で聞いているからなのです。

 

注文住宅計画は、一気通貫で流れが存在しています。

 

その中で関係各自の役割を適切に果たさない限り、歪みが生じて問題が発生します。

 

これらを調整する必要があるのですね。

 

多くの一般の方々が間違った判断をしてしまっているのは、この調整役を正しく使えていないからなのです。

 

調整役を使わずに、事象に対しての窓口先に解決を求めることでおかしな事になってしまいます。

 

例えば、間取り作成等の図面に関しては、建築士だけと話をしているようなケースは、間違いを発生させるリスクが大きくなります。

 

また、担当している請負先の建築士ではなく、社外の縁もゆかりもないような建築士に相談をしているようなケースは、確実に問題になります。

 

現場監督に関しても職人に関しても同じ事が言えます。

 

つまりは、建築士にしても現場監督にしても、職人にしても注文住宅計画における一部のパートを受け持っているにすぎません。

 

注文住宅計画とは、プロジェクトなのです。

 

計画を確実に安全に遂行するためには、プロジェクト・リーダー、プロデューサーが必要なのです。

 

この役目は、住宅営業の仕事なのですが、現状、その仕事をしっかりできている人がほとんどいない為に、こんな文章が書きこまれているわけなのです。

 

部分的な問題ではなく、全体的な問題tとしてとらえることで、いろいろな調整を行い、適切に対処することでお客さんは不安から解放されます。

 

注文住宅計画は、すべて個別対応であるために、過去のやり方が必ずうまく行くとは限りません。

 

その場その場で臨機応変に変化させ、対応して行く必要があり、また、ありとあらゆる可能性を模索しておき、事前に布石を打っておくことができないと、トラブルの種が多くなってしまいます。

 

これを確実に実現するためには、注文住宅計画を数多くプロデュースして成功をおさめ、住宅営業マンを指導・教育できる人材でなければいけません。

 

自称でいろいろな事を言っている人もいるでしょうが、このような仕事を数多く行ってきたという証拠、エビデンスが無い人は信用に値しません。

 

私は、お客さんが自宅だけを建築するだけの事なのに、あえて困難な道、先の見えない暗黒の中を自分の持っている懐中電灯だけで進もうとされるのかと思います。

自分の仕事として、これから何年も建築業に関わって行くのであれば、多くの困難は経験すべきだとは思いますが、たった一軒の我が家の為にするべき事ではないと思います。

安全で舗装された出口の見えている明るい高速道路を高級車で運転手付きで行く方が私は良いと思います。

多少、お金はかかってもです。

苦労して、困惑して、大損をするよりもですね。

 

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