注文住宅を失敗させない注文住宅マスターからのアドバイス

マイホーム計画、注文住宅を中心に業界の裏表や本音を書いて行きます。

耐震等級が何等級、構造計算をするのしないの。木造住宅って何が正解なの?

 

日本、いや全世界的に見ても普通に人が住むお家の構造の種類は、圧倒的に木造住宅なんだよね。

 

遥か大昔から人間は、木と共存してきたわけだし、木を利用して生活を工夫してきたんだよね。

 

コンクリートや鉄製の建物は、長い住宅建築の歴史から見てみると無いに等しいぐらい歴史が短いんだよね。

 

だから、木で住宅をこしらえるのは正解だと言えるわけ。

 

そんな中、この木製の住宅に関して、建物強度が大変重要な事はわかっているにも関わらず、あまりにも無頓着なんだよね。

 

この木造住宅の強度と言って、何を基準に考えるといいのかわかるかい。

 

建築基準法という法律に準じておれば良いと思っている人って、沢山いるのではないのかな?

 

建築基準法って、基準になる法律なんだよね。

 

言い換えれば最低限守るべき法律なんだよ。

 

車を運転するには、運転免許が必要だから最低限の交通ルールを知らなければならない程度の法律なんだよね。

 

だから、これさえ守っておれば、お家を建ててもお上は何も言ってこないというだけの法律なんだよね。

 

車の運転でも、危ない運転をしても運転免許さえ持っておれば、どうどうと公道を走ることができるのと同じなんだよね。

 

だから、いろいろな問題が起こるわけ。

 

そこで伏線として別のライセンスを用意しているのが、品確法における耐震等級であったり、構造計算なんだよね。

 

建築基準法における耐震基準と品確法における耐震等級とは別物だという事もあまり知られていないよね。

 

また、耐震等級と構造計算の必要性ともこれもあまり知られていないよね。

 

建築基準法はあくまでも、建築するための最低基準を規定しているだけの事なんだ。

 

だから、本当の意味において、地震等の外圧に関して、何処までどうだとは規定していない。

 

非常にファジーな表現、つまりは論理的な解説無しに基準が決められているわけ。

 

それに準じるわけでは無いけど、品確法の耐震等級は、その基準に対してどうだという規定が儲けられている。

 

例えば、耐震等級が1の場合、建築基準法の耐震基準を満たしておればOK。

 

耐震等級2と3に関しては、建築基準法上の耐震基準に対して、何倍という形での表記がなされるために、構造計算が必要になってくるわけ。

 

この構造計算という作業には、強度に対して論理的な説明が出来るようになるわけ。

 

まあ、この構造計算に関しても、大きく分けて4つ(木造だからね、鉄筋も入れると5つ)あるわけ。

 

その中でも2種類あって、1対3で限界耐力と許容応力がある。

 

限界耐力に関しては、実物大実験等での実際に建物を建築して、破壊した時の耐力までデーター化してそれを保証する事を前提にした国家認定まである。

 

しかし、多くは財力の関係で材料単体の強度を組み合わせる事で全体的な耐力予想を計算にいれる許容応力を使うけどね。

 

つまりだ。

 

品確法における耐震基準1の建物として、最低限、一般的な木造住宅は建築されているわけ。

 

2階建てまでのお話だよ。

 

2階を超えると、必然的に構造計算が必要になるから、その時点で耐震等級の考え方とは違う責務を負う事になるけどね。

 

耐震等級を1でいいなんかいっている建築会社がある理由もこれでわかってきた事だと思うよ。

 

要は、お金。

 

金の問題なんだよね。

 

耐震等級を2以上にする為には、構造計算を行う必要が出てくるわけ。

 

構造計算を行うのは、誰がするのかという当たり前の話なんだけど、当然ながら建築士なんだよね。

 

でもね、そこいらにいる建築士がこの構造計算をするか、できるかというとそうではないんだよね。

 

手間がかかるわけ。

 

だから、意匠設計ばかりやっている普通に客と面談して対話しながら絵をかいている建築士は、まずこの構造計算ができないわけ。

 

そうするとどうなるかと言うと、社外の専門業者に委託するわけ。

 

ここでお金がかかる。

 

当然ながら申請書類作成等々のお金もかかる。

 

結局はお金がかかるから、弱い建築会社や工務店、営業マンは客にそのお金を要求することができないし、また、安く安くと言っている客では、お金を出せない。

 

結果、構造計算をする事も提案する事もしなくなり、耐震等級は最低の1の建物ばかりが建築され、それを肯定化するために、耐震等級は1でも大丈夫などというわけ分からんことを言い出すわけ。

 

だから、考えようだけど、耐震等級が3の建物を作れる会社でも、客に安くしろと言われたり、安売りするために、構造計算をしていない会社もあるのかもしれないね。

 

まあ、仮にあったとしても会社としての姿勢を疑うけどね。

 

という事で、客次第という事なんだけど、住宅って安い買い物ではなく、何十年も住むわけだから、少々の費用を工面する気持ちがなければ耐震力がとうのこうのって言えないという事をよく理解しておくべきだね。

 

たかだか、数十万のお話なんだよね。

 

この金が出せないから、住んでいる間に不安がつのると言うような馬鹿げた事だけは無くすようにしようね。

 

今日も厳しい言い方をしているけど、それはあなたの為なんだからね。

 

この程度の話は、セミナー講座にしなくてもいいだろうね。

 

他にも重要な事はいくつもあるから、俺のセミナー講座を穴が開くほど真剣によく見て、よく理解する事で、確実に注文住宅は成功するよ。

 

とまあ、いろいろとこの業界にあるわけだから、真剣に注文住宅をしようと思っている人達は、充分注意するか、専門家に一度相談するとかして、自己防衛することも考えないとね。

 

俺はこんな性格なんだから、人当たりが良いというイメージではない。

 

文章もセミナー講座も厳しい言い方しかしない。

 

しかし、真剣に悩んでいる人には、大きな力になれるんだよね。

 

軟な業界ではないからね。

 

芯の弱い人では注文住宅の成功は困難なんだよね。

 

だから強い人が必要なわけ。

 

インディペンデンスでね。

 

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